工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京都テレビの「祇園祭山鉾巡行」は3時間半の生中継!

2011年07月18日 | Weblog
17日の京都テレビの「祇園祭山鉾巡行」の番組で3時間半の生中継!がありました。

8時半から、昼12時までありますが、朝は洗濯したり、ブログ入れたり忙しいので、

9時半から、見ました!

祇園祭りは、日本三大祭りの1つだそうです!  まさに動く芸術品!

と言われるのが、納得の、豪華絢爛な山鉾! すべてに歴史の長さを感じるお祭りです。

このお祭りを支えてきた、町衆のパワーはスゴイ!

この三年間、仕事やめてからは、毎年、見に行ってましたが、今年はテレビで見学する

ことにしました。 ビールにおつまみ、お菓子に冷たいお茶をそばに置いて!

テレビが解説するのを聞いていると、祇園祭りの事を知らない事が、多すぎたのだと

感じました! 昨年まで、見学に行っていた場所は、1番空いている箇所の、

御池通の有料観覧席の後なので、軽い小さな脚立を持って行き、疲れたら脚立に座り、

鉾や山が、来たら、脚立に上がって、写真撮影をして、

パンフレットを片手に、今通るのは、何の鉾? 

説明書を見て、解っていたつもりでした!

くじあらための場所や、交差点の見せ場の辻回しの場所は、スゴイ人波なので、

敬遠して実際に、見たことがありません!

涼しい部屋で、テレビの「祇園祭山鉾巡行」の生中継を、見学するのは、

まさに極楽!極楽!でした。 

京都市民の多くが、巡行をテレビで見る!というのに、納得!

今年は、日曜日の晴天の日だったので、見学客は、20万人、温度が36度近くにも

なった、暑い祇園祭り巡行だったとのことです! 


くじあらため
くじとらずで、毎年、先頭の長刀鉾の稚児が、注連縄を太刀で切り落とし、
32の山鉾の、巡行が始まり、くじで順番が決まっているので、くじあらための場所で
くじを見て、確認の行事が行われます!


くじの番号を読み上げて、あらためている!


くじあらためが終わると、扇子を振って、出発の合図の所作!
山はくじ改めの前の場所で、持ち手が担いで1回転します。


見せ場の辻回し


交差点で90度の方向転換! 
竹に水を掛け、引きて達が、いっせいに、呼吸を合わせて、転換!
3回くらいにわたって、方向転換します! むつかしい作業です!


見せ場なので、多くの見学客で混む場所です!


山は引きてが担いで、方向転換します!


長刀鉾は、稚児が乗りますが、他の鉾は稚児の人形です!


菊水鉾


祇園囃子   四条通を巡行するときは、先頭が八坂神社の方を向いているので、
ゆるやかなテンポ! 方向転換して、北の方角、河原町通に入ると、祇園囃子は
アップテンポになるとのことです!


月鉾


月鉾の左甚五郎作と言われる彫刻  豪華絢爛です!


鯉山



鯉山の重要文化財の16世紀のベルギー製のタペストリー
1枚のタペストリーがノミで分断され、けん装品として飾られている!
現在、見送りなどのけん装品を新たに作ると、1枚が1千万から2千万円位は
費用がかかるとのことです!


綾傘鉾  棒振り囃子


綾傘鉾の囃子に合わせての、棒振りの様子


山伏山


蟷螂山(とうろうやま) カマキリが動く!


鈴鹿山


役行者山  (えんのぎょうじゃやま)


白楽天山


白楽天山の見送り


淨妙山  頭上を飛び越える様子!


放下鉾 (ほうかほこ)


32番の南観音山が最後の巡行です!


32の山鉾が各自、ちまきを宵山で販売している!
ちまきは玄関に飾って、厄除けにする!