年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『博多流 斗樹』 “元祖!替玉革命”を名乗る替玉の魅力にはまりそうです

2020-05-31 22:24:31 | 関東
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新大橋通りを八丁堀から新富町へと歩いた中間辺りにある『博多流 斗樹』
九州の豚骨ラーメンといえば、豚骨スープの発祥とも言われる“久留米ラーメン”、替玉の文化を生み出した市場ラーメンである“長浜ラーメン”が有名どころではありますが…
こちらでは福岡県の内陸部にある筑豊地区で親しまれている“筑豊ラーメン”を提供しているのだそうです



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そんなお店が提供するサービスに“元祖!替玉革命” と称する変わった替玉があって…
これが実に興味深いこともあり体験させていただくことにいたします

入口を入った先には厨房に向かうように3~4人が座れる小さなカウンターが、その背となる窓側には2名掛けのテーブルが3つ、奥に4名掛けのテーブルが2つ置かれるだけの小さなお店かと思いきや…
夜の居酒屋タイムでは二階にある客席も開放されるようですね


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先ずはデフォルトである「とんこつらぁめん」をいただきます
スープは長浜系ほどではないまでもスッキリ系で、豚骨の臭みもないことから万人受けするもの
筑豊ラーメンらしさである醤油ダレの風味も効いていておいしくいただけます
麺は博多ラーメンらしく茹で加減を選ぶことができるとのことで“カタ”でいただくことに
細麺のストレートではありますが、博多ラーメンとしては加水が多めのようであります
トータルとしては可もなく不可もなくと言った感じで無難にいただくことができました


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麺を食べ終えるタイミングでお願いする替玉
もちろん麺だけをいただく普通の替玉もあるのですが、こちらで提供される“替玉革命”とは麺のお替わりだけでなくスープの味までもを変えてくれるというのであります
その種類は激辛とんこつらぁめんに味変する“赤玉”、マーねぎとんこつへの味変する“茶玉”、黒ゴマ担々麺への“黒玉”と3種類であるとのことで“赤玉”をチョイスします
食べ終わったラーメンを厨房へと持ち帰られ辛味調味料などを加えたあと、新たにお願いしたラーメンかと思えるほどに美しくリメイクしてくださっていました

激辛とのネーミングに偽りはなく、油断して啜りますと咽せて咳き込むほどであります
とは言え、ただ辛いだけでなく旨味は加わることで、1杯目のシンプルなものよりも強いインパクトがあって印象に残るもので…
一度に2種の味わいをいただく贅沢を楽しむことができました



【博多流 斗樹】
東京都中央区新富1‐19‐2 仲ノ橋ビル1F
03-3537-7779




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