街行く女性の装いも軽くなって春と言うよりも初夏を感じる季節
レザーのジャケットを脱ぎ捨て綿ジャケで出掛けたにもかかわらず額に汗するほどでありましたが、色合いも明るくなって気持ちまでもが明るくなるようですね
恵比寿に出掛ける用事がありましたので、どこかおいしいお店が無いかと検索をしていたら…
ひと月ほど前に、吉野家がカフェのようなスタイルにリニューアルしているとの情報を入手することが出来ましたので早速お邪魔させていただくことにいたします
西口を出て3分ほどのところにあるお店の外観は、これまでのオレンジ色の看板から黒へと変更され、そこにオレンジのラインが引かれると言うスタイリッシュなな印象に変わっています
店内へと入りますと、馬蹄形カウンターはすべて撤去され、セルフサービスのコーヒーショップのようにカウンターで商品を注文し、それを受け取ったあと自ら客席へ運ぶと言うスタイルに変更されています
提供される商品はかなり絞り込まれているようなのですが、そこに「ソースかつ丼」が新たに導入されていたりと、新しい吉野家の創業って感じを受けます
そんな「ソースかつ丼」にも惹かれますが、久しく吉野家へお邪魔していませんでしたので「牛丼」をいただくことにいたします
既に煮込まれたお肉を丼に装うだけってオペレーションでありますので、下手なカフェよりも商品の提供が早く…
これは、天丼やかつ丼のファストフード店には真似が出来ない、牛丼店だからこそできるシステムでもありますね
何よりも驚くのが、その客席の解放感でありまして…
緑が配された店内からは森林浴をしているかのような澄んだ空気を感じることが出来ますし、ゆったりとした席のレイアウトは隣を気にすることなく食事をすることも出来まして…
更には座り心地よい椅子が用意されていますので、ゆったりと時間を過ごすことも出来ますね
吉野家と言えば、デブレの時代に牛丼(並)を280円にまで値下げしてしまい、低価格のイメージが付いてしまったようでありまして…
なんとか現在の380円に戻しはしたものの、最近また豚丼を300円で発売するなど、やはり低価格の呪縛から逃れることが出来ないのかと残念に思っていた矢先のことだったのですが、このように店舗イメージを変えることによって新たなお客さまを創造することが出来ると違った展開が見えてきそうですね
一度付いてしまったブランドイメージを変えることのむつかしさはあるでしょうが、なんとか諦めること無く頑張っていただきたいものですね
【吉野家】
東京都渋谷区恵比寿西1-9-6 アストウルビル1F
03-5457-7441
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