年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

中目黒:「はし田屋」     料理屋を思わせるお店でいただく鶏なべ

2010-05-06 23:46:33 | 関東
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仕事仲間と会食
素晴らしい技能を持った和食の親方さんで、見た目は怖いんだけど、とっても優しくて話し易い方であります
なにか面白い仕事が出来たら良いねと、情報交換を兼ねて美味しいごはんをいただきましょうって志向であります


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中目黒駅からは程近く、目黒川に面した、とっても風情を感じるお店
料理屋っぽいお店で供される鶏鍋は、コチラの看板料理でありまして、かなりのこだわりなのであろうと思われます

今はもう葉桜になってしまってますが、時期にはとってもステキな桜を観ることが出来たのでしょうね


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鶏なべの塩をいただいたのですが、なぜか豚肉 なんで?

実は、秘密はスープにありまして、じっくりと鶏肉を煮込んだスープに、炒り子出汁をブレンドされているのです
ラーメン店で言うところのダブルスープってやつですね
野菜から出た旨みをしっかりと感じることが出来るほど上品なスープで、一滴の曇りも無い澄み切ったものでありました

ますはスープだけを器に取り、塩をちょっと加えて味を調える
するとどうでしょう 出汁の持つ甘みを塩が見事に引き出し、それはそれは美味しいものに仕上がるではないですか
塩って素晴らしい調味料ですね


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ある程度食べ進んだら、お店の方がやって来て何やら白い液体を・・・

実は鶏なべの塩には「雪見仕立て」って別名があって、その白い液体が雪見仕立てを完成させるのであります
やまと芋と卵白を混ぜたものらしく、お鍋の中でフンワリと膨らんで固まっていきます
まるで、おでん具のはんぺんのようでもあります
特に強い味とか食感とかは無いのですが、舌でとろける心地が面白いものでありました


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〆にはうどんがセットされておりまして・・・

このうどん、ちょっと色黒
聞けば、麺に紫蘇の葉を練りこんであるのだとか
ツルツルッとした喉越しというよりは、モッチリしていて噛みしめるタイプの麺
薬味の梅干を潰していただくと、とってもサッパリした味わいで後味もスッキリであります


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〆の〆に親子丼
濃厚な卵黄が真ん中にコロリ それを潰して再び蓋をして3分待つ
すると、篭った熱で潰した卵黄が固まるはずなのですが・・・
ちょっと失敗?

ちょっと甘めの割り下に濃厚な卵のコク
ちょっとしつこい感じもしますが、山椒や七味を好みで加えるとピリッと味が引き締まり、一段と美味しくいただくことが出来ましたよ


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旬のアスパラ、こだわり卵の玉子焼き
どちらも美味しくいただきました


大人が集う落ち着いた雰囲気
そこでいただく、こだわりの料理
なかなか良きお店であります
お気に入り!

写真に協力してくれたスタッフの方々、お陰でよい写真が撮れました
本当にありがとう




【はし田屋】
東京都目黒区上目黒1-15-8
03-6278-8248


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