年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『四川料理 徐家』 2020.01.29 OPEN 本場四川省出身のシェフが奏でる味わい深い四川料理がいただけます

2020-11-09 22:43:12 | 関東
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特に目的とするお店を決めることなくお昼へと出掛け、何かおいしそうなものはないかと店頭に置かれたメニューをチェックしながら歩いていたときのこと…
確か『王朝』って名前だったお店が『徐家』と看板が変わっていたのであります



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それでどんなお店になったのかとじっくりとメニューを見ていますと、お店から出てきた小姐に「もうご飯食べた?」とカタコトな口調で声を掛けられまして…
その目線を外すことなく語りかけてくる人懐こそうな笑顔から逃れることはできないと、中華な気分ではなかったのですが、こちらでお昼をいただくことにいたします


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お昼に提供されるのは、4品から選ぶことができる週替わりランチをメインに四川タンタン麺とチャーシュー麺、それに3種のチャーハンでありまして…

週替わりランチのメニューにあった「麻婆豆腐」はお店の看板商品でもあるらしく、四川料理を30年以上作り続けているという四川省出身のシェフが現地から取り寄せた調味料で作る逸品なのだとか
いつもだとそれに飛びつくところではありますが、今日は辛い物をいただく気分ではなく「豚肉の四川甘辛香酢炒め (魚香肉絲)」をいただくことにいたします
見た目は「チンジャオルースー (青椒肉絲)」のようでありますが、四川地方の定番家庭料理であるそうで辣油の辛みにお酢のコクが加わった円やかな辛みがすっかりお気に入りであります


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そして、ALL500円とある小皿料理から「蒸し鶏の青唐辛子ソース掛け (爽口醤椒鶏)」を添えさせていただくことにいたします
実はこの小皿料理、お昼には提供していない商品なのだそうですが…
先ほどの小姐に声をかけたところ「ちょっと聞いてみるね」と厨房へと向かい、愛嬌ある笑顔とともに戻ってきて「作れます ちょっと待ってて」と答えてくれたのであります
細切りのキュウリの上に置かれた蒸し鶏、そこにスッキリとした辛さがある青唐辛子とその旨みができた冷製のスープが掛けられていまして…
夏にいただきたい逸品でありました



次回は麻婆豆腐を食べたくなった時にとも思いますが、興味深い四川料理も多くありますので、仲間を誘って夜にお邪魔するのもよさそうですね
お店の入れ替わりが早いところではありますが、永く頑張っていただきたいと思うお店でありました



【四川料理 徐家】
東京都中央区銀座1-13-1 法研本社ビル別館 1F
03-6228-6885




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