年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

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東京メトロ有楽町線月島駅:「月島スペインクラブ」   鐘の音とともに客席を回るパエリアは一見の価値あり

2014-12-21 23:24:37 | 関東
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忘年会第一弾
お世話になっている仲間と今年一年の労をねぎらうことにいたします
お相手が海浜幕張から池袋方面へ帰る途中でもあるってことで、その場所を有楽町線の月島に決定
美味しく楽しくスペイン料理をいただくことにいたします



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月島駅から佃大橋のたもと方向へ向かったところに開業して20年
どうしてこんなところに? 
なんて気もいたしますが、20年ほど前と言いますと、このエリアがウォーターフロントとして開発され高層マンションが立ち始めた時期とも重なりますので、きっと当時はこのエリアがトレンドだったのでありましょう


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倉庫を改装したと言うお店は天井が高く、中2階の席があったりと開放的
定期的にフラメンコショーなんかも行われているようで、月島にいながらスペインを味わうことが出来るってことも、ココが人気である理由の一つでありましょう
赤いシャツに黒いベストとスペインをイメージするカラーのユニフォームを着たスタッフの方々も明るく、お店の雰囲気作りに一役買っています


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生ハムやスペインオムレツなど、今ではどこででもいただけるようになった商品ではありますが、きっと当時は斬新なモノであったのでしょうね
スペインオムレツは作り置きされたものを前菜の一部として提供するお店が多いのですが、ココではキチンと注文を受けてから焼き上げられるモノが提供されますので、その熱々でホクホクとしたじゃがいもの食感を楽しむことが出来ますね
そして、ソフトシェル
そのネーミングから勝手に蟹を想像していたのですが、なんとソフトシェルシュリンプが提供されるではないですか
始めていただきましたが、蟹に負けずに劣らず美味しいモノでありますね


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そんな前菜を楽しんでいますと…
突然、鐘が打ち鳴らされ、何が始まるのかと思ていますと、大きな鍋で炊かれたパエリアを持ったスタッフが客席を回りはじめます
その量は40人前ほどだということで、こんな大鍋で炊かれたパエリアを見る機会はそうそうあることじゃないですね


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そんな大鍋で炊かれたパエリアは、しっかりとしたお米のアルデンテが楽しめますし、魚介の旨みもたっぷりで…
カリッと焼かれたと言うよりもしっとりと炊かれたモノでありますから、オコゲを苦手とするワタシにピッタリのモノですね


炊き上がるのに1時間以上かかると言うことで、一日に何回も炊かれるわけではないようですから、このタイミングを逃したら食べることが出来ないと言うこちらの名物料理
逃してしまってはココへ来た価値が半減と言っても過言ではないですね



【月島スペインクラブ】
東京都中央区月島1-14-7 旭倉庫1F
03-3533-5381


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