年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『四川飯店 日本橋~Chen Kenichi's China~』 陳建民の魂を受け継ぐ四川料理の名店が提案する新業態店

2018-09-29 23:35:52 | 関東
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見たい映画が2本あって…
ちょっと調べてみますと同じ劇場で上映されているだけでなく、12:20〜14:30と14:50〜17:05とタイムロスなく観ることができるまさかのスケジュールではありませんか
ならばと、頑張って2本を観ることにいたします



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そして夜ごはんをいただくお店として選んだのは『四川飯店』
劇場と同じ施設にあるということでもあるのですが、四川料理を日本に広めた陳建民の魂を受け継ぐ名店の看板商品「麻婆豆腐」をいただこうと…
40席ほどの店内はパーテーション的に通路と区切られていますので窮屈な感じを受けることもありませんし、上質な設えであることから大人な雰囲気を感じることができるものであります


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いただくのは「四川コース」
アラカルトであれこれととも思いましたが、このコースには少人数であるときにはコースの方がありがたい上に、当初からいただく予定であった海老チリと麻婆豆腐が入っていましたので…

「美味冷碟:チャイニーズオードブル」
〝イタヤ貝の山椒醤油煮〟〝茹で鶏のネギソース〟〝真空豚マヨネーズソース〟の3種盛りでありまして、どれもが満足なものであったのですが、中でもイタヤ貝のおいしさが印象的でありました


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「干貝魚翅:干し貝柱入りふかひれスープ」
ふかひれの食感はもちろんでありますが、干し貝柱の凝縮した旨みが見事に活かされていまして、千切りにされたキャベツの甘みとともにいただきます


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「醤爆鶏丁:鶏もも肉の甘味噌炒め」
大きめのお皿の中央に上品に盛られていまして…
ボリューム的には寂しい感じもしましたが、身が締まることなく柔らかさを残した鶏肉を甜麺醤のコクある甘みが包み込んだ逸品に満足であります


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「乾焼蝦仁:ぷりぷり海老のチリソース」
にんにくやネギとともに炒められた豆板醤に下処理されたぷりぷりの海老を加え、そこに溶き卵を入れて仕上げるのが、〝陳建民〟流の海老チリでありまして…
全国に散らばるお弟子さんのお店でも同様なものがいただけるのでありますが、使われる豆板醤の違いなのでしょうか
四川飯店でいただくスッキリとした辛みが好きなんですよね


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「蒸籠双味:本日の蒸し物」
金魚を模った海老餃子と錦糸卵花焼売の2種でありまして、海老餃子の可愛い形も然ることながらモチっとした皮とプリッとした海老の相性が見事でありますね


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「麻婆御膳:麻婆豆腐ご膳」
四川飯店と言えば麻婆豆腐
麻婆豆腐と言えば四川飯店
と言っても過言ではない看板料理でありまして、ただ辛いだけの麻辣ではなく、その奥にある旨みと深みある味わいを楽しむことができます


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「杏仁 或 雪糕:杏仁豆腐又はバニラアイスクリーム」
アイスクリームか杏仁豆腐を選ぶことができるというので、当然のように杏仁豆腐をチョイスし、爽やかな杏仁の風味で〆させていただきました



お料理は全て満足いくものであったのですが、残念なのはサービス面でありまして…
丁寧な商品説明やお茶のサービスなど一生懸命に頑張っている中国人スタッフに対して、お店の数字に対する責任からか個々のお客さまを大切にもてなすことよりも多くのお客さまを〝熟す〟ことであったり〝捌く〟ことに注視する日本人スタッフにはがっかりであります



【四川飯店 日本橋~Chen Kenichi's China~】
東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1 2F
03-6225-2233





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