年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『つきぢ神楽寿司』 〝寿を司る〟との縁起を担いでいただくお寿司

2021-01-01 20:31:05 | 関東
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我慢の年末年始と言われていますが、もともと人出が多く費用も嵩む“ハイ シーズン”に特別な行動を起こすことななく、いわゆる寝正月を習慣としているワタシにとっては何ひとつ例年と変わらない元日なのでありまして…



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縁起担ぎでいただき続けている元日のお寿司
これは外したくないところではありますが、混み合う時間は避けようと開店直後を狙って『つきぢ神楽寿司』へと向かいます
いつも通りに本店へお邪魔しようと歩いていたのですが、新館の呼び込みをしていたスタッフさんと目が合って…
引き込まれるように暖簾を潜り、カウンターの端っこの席をいただきます


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いただくお料理はいつも通りの「神楽」
「写真を撮られるならカッコ良く盛り込みましょうか?」との声かけをいただきましたが、普通通りに一貫ずついただくことといたします

一貫目は幻の九絵
旬は冬場から初夏にかけてだと言われますが、鍋に入れた時の食感のおいしさが際立っていることから、冬の価格は高騰する高級魚でありますね
こだわりの岩塩が振られているとのことで、淡白な味わいでありながらも旨みが引き出されていてお醤油でいただくものよりもおいしくいただけるものでありました


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続いて中トロと赤貝
しっとりとていて滑らかな舌ざわりの中トロ
ほど良く脂が乗っ旨みはマグロの王様と言っても過言ではないのでしょうか
そしてコリッとした歯ごたえと磯の香りが決め手の赤貝
個人的にですが、お醤油との相性が最も良い寿司ネタではないでしょうか


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そして鉄火巻き
パリッとした海苔の歯ざわりと赤身のねっとりとした舌ざわりと凝縮されたような旨みとコクが楽しめます


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更に…
お醤油を弾くほどに脂が乗った大トロはお口の中でとろけるようでありますし、ムチッとした歯ごたえにおいしさを感じる車海老
そして白身の大トロとも称されるのどぐろ
こちらも塩で提供されるのですが、軽く炙られていることでの旨みを堪能することができました


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軍艦は塩味のバランスが見事なイクラ漬けと甘みがおいしいウニでありまして…
プチプチとした食感ととろけるような舌ざわりを楽しめます


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江戸前といえば穴子
きちんとした仕事で煮込まれた穴子を塩と煮ツメでいただける贅沢を堪能することができまして…
塩でいただくことで穴子自体が持つ甘みを楽しむことができますし、煮汁を煮詰めたことでの煮ツメの甘みでいただく定番も捨てることができない逸品でありました



【つきぢ神楽寿司】
東京都中央区築地4-10-9 中富第二ビル 1F・2F
03-6226-6788





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