年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『西洋厨房 れんが亭』 グレイヘアが似合うシェフが作る伝統の西洋料理

2019-05-16 22:52:55 | 中国
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岡山駅の西口
古い町並みにディープな雰囲気が漂うエリアでありまして…
100年以上続く奉還町商店街には庶民性と下町情緒が溢れているのであります



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そんな西口の一角
細い路地裏に明かりを灯す『れんが亭』は10人ほどでいっぱいになってしまう小さなお店であります
オールバックにしたグレイヘアに渋さを感じるシェフは70歳であるとのことで…
9年ほど前に、ひとりでもできる小さなお店を探して倉敷から移転してきたのだそうです


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先ずは「オードブル盛り合わせ」
自家製テリーヌやサーモンのマリネなど定番なもの加えて〝オイルサーデンのパイ包み〟が盛られ…
ひと手間以上のシェフのこだわりを感じることができます


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そして「仔牛のカツレツ」
ちょっと前にブームになった〝牛かつ〟とは別物で、薄く伸ばした柔らかいお肉をフライパンで丁寧に揚げ焼きされているのでありますして、たっぷりなフォンドヴォーでいただきます
キチッと塩コショーされたお肉にはパルメザンチーズが加えられていることでのコクも感じられ…
フォンドヴォーの甘みとともにおいしくいただくことができました


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もう一品「牛タンのシチュー」
一体どのくらいの時間をかけて煮込まれているのでしょう
箸で簡単に切り分けられるほどに柔らかく、歯や顎を使うことなくとろけてしまうような牛タン
それにすっきりとした爽やかな味わいと、程よい酸味を感じるデミグラスソース
そんなおいしさはもとより、添えられるお野菜も新鮮さを感じる素晴らしいものでありまして…
初めてお邪魔したお店でありましたが、おいしく楽しい時間を過ごすことができました



元々はフレンチで腕を振るってきたシェフであるようで、しっかりとした技術があるように見受けるのですが、何故だかメニューにはスパゲティの品揃えが多く…
やはりソースの仕込みなどの手間は大変なことなのでしょうね



【西洋厨房 れんが亭】
岡山県岡山市北区駅元町28-13
086-251-1150




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