年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

長電長野線長野駅:『大久保西の茶屋』      寛永元年創業だと言う老舗蕎麦店の味が駅前でいただけます

2016-09-27 23:06:10 | 信越・北陸
P9272983.JPG

かつては信越本線を走る特急あさまで3時間以上を掛けて出張していた長野も、今では新幹線で90分弱で行けるようになって…
便利にはなったのですが、横川駅での釜めしを買うなんて楽しみが無くなってしまい寂しい思いをしたりもいたします



P9272974.JPG
そんな長野出張での楽しみと言えばおいしいお蕎麦を食べることでありまして…
今日も仕事終わりに、駅前にある『大久保西の茶屋』へお邪魔いたします
寛永元年(1624年)創業だと言う戸隠の本店にはなかなか行くことが出来ませんが、そこと同じ味が駅前で気軽にいただけるってことはありがたいことなのであります


P9272979.JPG
馬刺しであったり野沢菜の天ぷらであったりと、信州ならではのお料理をツマミに一杯やっている方々で賑わっていまして…
カウンターの席を勧められたのですが、ちゃっとお蕎麦を啜って帰ることを伝えると、相席になって良ければと快くテーブル席を使わせていただけました


P9272984.JPG
蕎麦と言えば盛りが少ないお店が多いことから、つい大盛りを頼んでしまうのですが…
本来は、蕎麦とは茹で上げた瞬間からドンドンと劣化してしまう繊細なお料理であることから、ざる一枚の盛りは少なめにすることでおいしいうちに食べ切ってもらおうと言うことらしいですね
ってことで天ぷらには目もくれず、お蕎麦に艶々としたみずみずしさがあるうちにツルツルっと一気にいただくことにいたします
蕎麦の香りやのど越しが良いこともうれしいのですが、手繰ったお蕎麦の先端をつゆに浸けただけで啜り上げることが通だなんていう江戸前蕎麦のような気取った食べ方ではなく、思いっきりお蕎麦を浸けていただいても余るほどにたっぷりとおつゆが出されることもうれしいことでありますね



【大久保西の茶屋】
長野県長野市南千歳1-19-8 佐藤ビル1・2F
026-228-7377


コメントを投稿