年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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東京メトロ丸の内線淡路町駅:「やぶそば」    符丁が耳に心地良い風情溢れる老舗の蕎麦屋

2012-10-02 22:23:05 | 関東
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お仕事の仲間と一緒にランチをいたします
その目的地へ向かうために東京駅での乗り換えようとしたところ、昨日完全オープンした東京駅を見ようって人で溢れていまして・・・
いつも以上の混みようでしたね


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御茶ノ水駅と神田駅、そして淡路町の駅に囲まれた真ん中辺りにある「かんだやぶそば」さん
近代的なビルに囲まれた中にひっそりと佇む一軒家でありまして、門塀に囲まれた姿はテレビの時代劇にでも出てくるような武家屋敷のようであります
そんな門を潜りますと、とっても美しく情緒を感じる庭園がありまして・・・
店内からもその庭園を眺めることもでき、時が止まったようなひと時を過ごすことができますね


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かなり人気高いお店でありまして、開店時間ともなりますと、続々とお客さまがお越しになって80席ほどの店内はあっという間に満席になってしまいましたね
そんなお客さまを見ておりますと、老舗の話題店ってことで遠くからわざわざってお客さまだけでなく、地元のお客さまからもしっかりと支持されているようであります
この辺りは古い町でありますから、お昼の時間を気にすることを必要としない旦那衆も多くいらっしゃるようですね


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いただきましたのは“せいろうそば”
“せいろ”としてもりそばの別名ともなっているモノで、その語源は古くは、切りを湯通ししないで「せいろ」で蒸して出す“蒸しそば切り”だとのことであります

そのお蕎麦は、とっても濃い、辛目の出汁でいただくものでありまして、手繰ったお蕎麦の半分ほどをおつゆに浸けて一気に啜っていただきます
この粋な姿はまるで落語のようでありますね


食事の間中、耳に聞こえて来るのはスタッフが奏でる“符丁”でありまして、コレが何とも心地良いコト
そんな風情が老舗ならでは・・・ ってことでありますね



【かんだやぶそば】
東京都千代田区神田淡路町2-10
03-3251-0287

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