２０１６／０１／２２（金曜日） 晴れ
バーナーの数を増やしてガスを燃やせば火力が上がるだろうと、２連装バーナーにしてみた。
そしてその火力で発生した蒸気の噴出力をチェッカーで調べてみたが期待したほどではなかった。
もしかして、２連装バーナーでガス量を増やしたからカセットボンベの圧力が低下して
思ったようにはガス量が増えていないのではないか？
そこでカセットボンベを新品、残量１／２のもの、残量１／３のものと、３本用意して
① ガスを流していない状態ではどのくらいの圧力になっているのか（静止圧）
② 単装ノズル（φ０.３ｍｍ）でガスを流しているときの圧力は（動作圧）
③ ２連装ノズル（φ０.３ｍｍ×２）でガスを流しているとき
を測ってみた。
気温は７℃。 とても寒い。
結果は下の表のようだった。
静止圧ではやっぱり新品は高圧だ。
使用したものは圧力は落ちている。 でも残量１／２と１／３（カセットボンベの重量を測って推測した）は
その差は少ない（この場合は逆転している）
そしてガスを流しての測定では、当然静止圧よりは低下しているが、単装と２連装のときの差はそれほど
大きくはない。
圧力測定の様子を動画でご覧ください。
（動画再生中に“トトトト・・・”と音がするのは屋根に積もった雪が溶けて水が落ちる「雨だれ」の音です。）
この結果から「２連装にしてもパワーが上がらない」のは火力が増えないからではなくて
別の理由によるものと思われる。
例えばバーナー燃焼面から釜底までの間隔が適切でないとか・・・・・
何が悪いのかは良くわからないけど、がんばって調べてみよう。
（続く）
０．２ＭＰＡのゲージ圧力計で０．８ＭＰＡだとか０．５だとか０．５３だとかの数字はおかしいでしょう
申し訳ない
ありがとうございました。
なんだか意味がよくわからないくだらない実験にご興味をお持ちいただいて
誠にありがとうございました。
学科苦手、実習大好きの実習生ですのでわからないことばかりです。
気圧のことも「絶対圧力」だとか「ゲージ気圧」とか初めて知りました。
○○メガパスカル・・・ではよくわからなかったので気圧に換算して表示していまいました。
何だか紛らわしくてすみませんでした。
これからもよろしくお願いします。
カセット缶からのガス出力を計測・制御したいと思っており、何でも実習生様の動画のように圧力計(や流量計)を利用することを考えているのですが、どんなパーツをどう接続すればいいのかわからず。。参考にさせて頂きたい次第です。
突然で大変恐縮なのですが、何卒よろしくお願いいたします。
ボンベのガス圧を測定することは簡単です。
しかし、それを制御することは私はしたことがないので
制御に関するお返事はできませんのでご了承ください。
カセットボンベのガス圧を測定する基本的な考えは
ガスボンベのガス噴出口（ノズル）と圧力計を「耐圧構造」のチューブで
ガスが漏れないように結合する、ということだけです。
ただ、ガスボンベのガス圧は1気圧近くもあり、かなりの高圧です。
また周囲の温度により更に高圧になることも考えられます。
私の経験ですが、ガス取り出し器具を自作してボンベとバーナー間を理科実験用の
シリコンチューブで結合していたとき、チューブが風船のように膨らんで
破裂して大変なことになるところでした。
カセットボンベの取り扱いには十分注意が必要です。
（カセットボンベに素人が加工することは法律？で禁じられてるかもしれません・・・）
ガス圧の測定には器具が必要です。
カセットボンベのノズルは普段は内部に設けられた「弁装置」で閉じられていて
ガスは噴出しないようになっています。
ボンベを「ガスコンロ」などの器具にセットするとノズルが「押し込まれ」て、
弁装置が開くように なっています。 これで「ガスコンロ」などの器具にガスが流れ込むようになっています。
ガス圧を測定するにはボンベと圧力計を接続するときに、ノズルが「押しこまれた」状態に
しなくてはなりません。
私は最初は器具を自作しましたが、前述のように事故一歩手前になってしまったことから
市販品を購入して使用しました。
商品名は「つめかえくん」というものでした。
これは普通のカセットボンベのガスを「キャンプ用のボンベ」に充填するのに使うものです。
（今でも市販されているかどうかはわかりません）
ガスボンベに取り付ける方はそのままですが、圧力計に接続する方は
その圧力計に合わせて工作する必要があります。
ガスが漏れないような構造にしなくてはなりません。
蛇足ですが、使い切ったガスボンベを分解なさってボンベの構造を見ておいた方が
良いかも・・・・・
何かご質問がございましたらご遠慮なくお尋ねくださいませ。