2016/11/02(水曜日) 曇り
実験中の受信回路に検波回路を追加した。
これでもうちょっと細かい実験ができるはずだ。
回路図はこんなものです。
他励式クエンチングなのでクエンチング用の発振回路が必要だが、パルスの発振周波数や
デューティ比を変化させた場合の感度などの実験もするので外部のパルスゼネレータから
送り込むことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4c/1aaecfd39aa5d0a19889d74c2483e2ab.jpg)
テストの様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/79/061d42e4e79941fec5d70dd0710d0ccc.jpg)
120MHz付近の信号源(GDM)とパルスゼネレータ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/be/88be4d32d38818a86db9f6d0df260dd0.jpg)
検波回路を組み込んだ「生基板細切れランド張付」ボード。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ca/32da19a693a3f00aa2cb871012ecf5eb.jpg)
テスト中のオシロ波形。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5c/c4be1673da69ec95af5c4dd54ef5ba43.jpg)
超再生受信回路の第一のチェックポイントはクエンチングノイズが出てくるかどうからしい。
これは「ザー、ザー、・・・」というノイズで電波が入感すると消えてしまうということだ。
このノイズの大きさで感度が判断できるらしい。
最初はクエンチングパルスの周波数は50KHzぐらいでテストしていたが、試しに200KHz
もの高速にしてみたところ大きなノイズが発生してくれるようになった。
そしてクエンチング発振の継続時間(発振期間)も長いよりは短い方がよいこともわかった。
ただしあまり短くするとクエンチング発振が停止していまうので限度がある。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
さぁ、次は220KHzぐらいのマルチバイブレータを組み込んでテストしよう。
他励式は良いですね。
最初は全く動作せず(と思って分解してしまった)、どうなるかと
思いましたが断続発振をさせれば超再生になるんですね。
クエンチング周期の調整が自由にできるので感度も高くできるかも・・・
実際に電波を受信してみるまではなんともいえませんが・・・・
次はマルチバイブレータの組み込み。 そしてRFアンプの組み込みです。
どうなるか・・・でも面白いです。