goo blog サービス終了のお知らせ 

6月 5日

2011-06-05 00:57:41 | Weblog
             ( 半夏生の花 )

時候の季語にも半夏生(二十四気七十二候夏至の三候の一つ・陽暦七月二日頃)が有りますが
この花は半夏生ドクダミ科です。漢方薬の半夏は烏びしゃくのことで混乱します


半夏生草真田屋敷に咲き馴染む           河又一爽


諸草に伸び立つ花穂の半夏生            石川風女


半夏生咲かせ半信半疑かな             山田みづえ


目だたざる花の咲きゐて半夏生           大久保橙青



こちらは時候の半夏生の句

赤松の赤に見惚るる半夏生              沢木欣一


ねじり切る陶土冷たし半夏生             梅田 葵



 伊吹嶺6月号 遠峰集より 


師の句碑へ羽音大きく白鳥来
雪に足深く沈めて師の句碑へ
降る雪に白鳥白を極めけり
雪吊の影濃し白鳥供養の碑
白鳥の羽根を栞に瓢湖去る            都合ナルミ 
 (日進)



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6月 4日 | トップ | 6月 6日 »
最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしい (都合 ナルミ)
2011-06-05 14:35:54
句会の一人が同人に推薦していただいたのを記念して1泊で瓢湖に出かけた時の句です。
真っ白い雪の中に白鳥を追っかけました。欣一先生の句碑も立派でした。瓢湖はやっぱり雪がいいです。
返信する
瓢湖 (ころころ)
2011-06-05 18:41:05
ナルミさん、新同人競泳評では心のこもった
励ましのお言葉、ありがとうございました
背筋が伸びる思いです

さて、新潟阿賀野の瓢湖は二度ほど行っています
ナルミさんのお句を鑑賞していて私もその雪の
瓢湖を思い出しました いつも勉強になります

返信する
Unknown (松井徒歩)
2011-06-05 20:29:25
以前お邪魔したことのある松井徒歩です。
この度伊吹嶺にさせていただきましたのでよろしくお願い致します。
都合ナルミさんには内の娘が中学校で教えていただいたことがあるんですよ。
このような縁も入会のきっかけの一つです。
返信する
いらっしゃいませ (ころころ)
2011-06-06 00:01:54
徒歩さん、こんばんは よろしくお願いします
伊吹嶺にご入会とか、仲間が増えて嬉しいですね

俳句は下の名前で呼び合うので、以外と早く
仲良くなれます 
全国大会でお会いできれば嬉しいです
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Weblog」カテゴリの最新記事