2月 15日

2024-02-15 05:45:25 | Weblog
                            牡丹の芽・芽牡丹




          早起きの妻のけはひや牡丹の芽          沢木欣一


          武蔵野の土やはらかし牡丹の芽          栗田やすし


          忌を修す母の牡丹の芽に屈み           都合ナルミ


          菰解きて日ざしあふるる牡丹の芽         倉田信子


          牡丹の芽影置くほどに伸びにけり         矢野愛乃


          人気なき山の御堂や牡丹の芽           松平恭代





                




                




          鎌倉の古き土より牡丹の芽            高濱虚子


          嫁ぐ子へ日の剥がれゆく牡丹の芽         林 翔


          支へ木も紐もこまやか牡丹の芽          岡本 眸


          牡丹の芽の覗かれてばかりゐる          石田郷子


          一寸にして火のこころ牡丹の芽          鷹羽狩行


          みほとけに上品下品牡丹の芽           六本和子





                




              サイトから一部資料・写真・知識お借りしています   
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2 コメント

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牡丹 (つわぶき)
2024-02-16 00:23:56
牡丹には50年も前のことで 思い出すことがある
家を建てて間もなく「ボタンの苗をは如何?」と
女性が 牡丹の苗を籠を背負っての 行商に・・
聴けば 島根県から来たという
新興住宅地住宅地のこの辺りを廻っている、、と
遠い所から遥々と・・ひと株購入した
後に 日本一の牡丹栽培生産量の県と知った
家庭を離れ何ヶ月も・・
全国に広まったのは 女性パワーの
行商にあったと ビックリした!
牡丹 (ころころ)
2024-02-16 13:09:49
つわぶきさん、こんにちわ
行商で牡丹を売りにくる話は初めて聞きました
生産地からの距離も有るでしょうけれど私の生まれ
育った両国には総武線の千葉から菜の花や水仙など
花の行商でした

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