
春分の日・彼岸中日
三月二十一日前後。戦後、国民の祝日として法律で定めれられた。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
日とされている。昼夜の長さがほぼ等しく、彼岸の中日にあたる。
彼岸中日は昨日となりしを雪が降る 細見綾子
鰻屋の俎干せるお中日 武山愛子
橋桁に水かげろふや春彼岸 上村龍子
彼岸会の庫裏に白緒の下駄並ぶ 相澤勝子
お中日寺の余興の薩摩琵琶 松島芳子
木々の芽に春分の日の雨軽し 市ヶ谷洋子
春分の日なり雨なり草の上 林 翔
雨着透く春分の日の船の旅 秋元不死男
黒い牛歩く春分の日が真上 有馬朗人
彼岸中日子が来る日とす約はせねど 安住 敦
正午さす春分の日の花時計 松岡ひでたか
春分や幼が書いて鏡文字 岡井省二
サイトから一部資料・写真お借りしています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます