落葉焚・焚火・夕焚火・朝焚火
今では廃棄物処理法、消防法、自治体による条例によって焚火に制限が与えられています
軽微な焚火は許されているようですがそれでも隣家とのコミュニケーションが良ければの話です
畑で草を焼いても通報があるというのですから冬の風物詩としての景色が消えてゆくのは寂しいかぎりですね
朝焚火して待ちゐたり漁舟 栗田やすし
しばらくは焚火に酔ひを醒ましをり 河原地英武
流木をくべて漁師の大焚火 高橋ミツエ
火伏札配る漢に焚火の火 渡邉久美子
焚火して待つ藍染めの寒晒し 丹羽康碩
雇用票手に車座の焚火かな ころころ
焚火より朱きつちくれに芽ぐむもの 沢木欣一
船焚火消えぬ火の粉に水暗し 細見綾子
一人退き二人よりくる焚火かな 久保田万太郎
夜焚火に束ねし手紙焚き加ふ 大木さつき
あつけなき落葉ばかりの焚火かな 星野立子
あかあかと通夜の焚火をうち囲む 鈴木 昭次
サイトから一部資料・写真お借りしています