芋・衣被・里芋・芋の秋・芋畑・芋水車・芋煮
俳句では芋は里芋。薯は薩摩芋。じゃがいもは馬鈴薯みんな秋の実りの季語です
収穫時期では馬鈴薯は初秋、芋=里芋は三秋、薯=薩摩芋は仲秋となっています
芋水車(小流れを利用して里芋の皮をむくための水車です)
粒選りの子芋ばかりを届けらる 栗田やすし
玄海の風に芋の葉折れ尽す 矢野孝子
芋水車流れの速き地蔵川 中山敏彦
菊坂の露地の一隅芋育つ 石川紀子
門川の水の疾さよ芋車 角田勝代
衣被指三本で押し出せり 兼松 秀
きぬかつぎ(衣被)
月山の見ゆと芋煮てあそびけり 水原秋櫻子
芋の露連山影を正しうす 飯田蛇笏
子にうつす故里なまり衣被 石橋秀野
水痩せてしぶしぶ廻る芋水車 穴井子龍
月山はまだ登らずよ芋煮会 辻 桃子
忘れたる頃に汽車来る芋の秋 大峯あきら
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