( 目刺・ほほざし )
5,6匹の鰯に,藁や竹串を通して干した干物。現在は真鰯、うるめ鰯、せぐろ鰯
などがほとんどです。江戸時代に小串に白魚を並べほした「白魚の目刺」が好まれ
たために,白魚の旬の春の季語になりました。 鰯は秋の季語です。
因みに芥川龍之介の「木がらしや目刺にのこる海の色」季語が木枯らし(冬)ですね
目刺焼く突貫工事の灯の下に 皆川盤水
旅人に浜の土産屋目刺焼く 斉藤友栄
池袋二丁目常の目刺出て 岡本 眸
冷めて固き目刺に酒を零しけり 大串章
文庫本伏せては目刺返すなり 岡田貞峰
伊吹嶺HP http://www.ibukinet.jp/
5,6匹の鰯に,藁や竹串を通して干した干物。現在は真鰯、うるめ鰯、せぐろ鰯
などがほとんどです。江戸時代に小串に白魚を並べほした「白魚の目刺」が好まれ
たために,白魚の旬の春の季語になりました。 鰯は秋の季語です。
因みに芥川龍之介の「木がらしや目刺にのこる海の色」季語が木枯らし(冬)ですね
目刺焼く突貫工事の灯の下に 皆川盤水
旅人に浜の土産屋目刺焼く 斉藤友栄
池袋二丁目常の目刺出て 岡本 眸
冷めて固き目刺に酒を零しけり 大串章
文庫本伏せては目刺返すなり 岡田貞峰
