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2月 9日

2012-02-09 01:13:32 | Weblog
             ( 目刺・ほほざし )


5,6匹の鰯に,藁や竹串を通して干した干物。現在は真鰯、うるめ鰯、せぐろ鰯
などがほとんどです。江戸時代に小串に白魚を並べほした「白魚の目刺」が好まれ
たために,白魚の旬の春の季語になりました。 鰯は秋の季語です。
因みに芥川龍之介の「木がらしや目刺にのこる海の色」季語が木枯らし(冬)ですね



刺焼く突貫工事の灯の下に           皆川盤水


旅人に浜の土産屋目刺焼く            斉藤友栄


池袋二丁目常の目刺出て             岡本 眸


冷めて固き目刺に酒を零しけり          大串章


文庫本伏せては目刺返すなり           岡田貞峰




  伊吹嶺HP http://www.ibukinet.jp/




コメント (3)
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