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チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

和みのポイント

2009-02-26 18:55:46 | チレボン情報


どえーっつ!工房は毎日いろいろあっていつも大騒ぎなのですが、今回は大抵のことには慣れてしまったワタクシもびっくりすることが起きました。まあ、一言でいえばただの「連絡不行き届き」なんですけどね。そんなこんなでちょっと拗ねてしまっているこの頃です。ああ、まったく油断出来ないわ。

グレたときに和みに行くところ(汗)。チレボン駅から市街地方向に進み、信号を右折した右側です。ペンギンちゃんが30匹ほど朝から夕方まで道端でユラユラしています。Jl.Kartiniという大通り沿いなのですが、角を曲がってPamitranに行く道に入ってもまだたくさんいる(笑)。圧巻(汗)は売り子が帰宅するときです。スパイダーマンたちと一緒に全員1台の自転車に乗って帰るんですね。自転車に積めるようにペンギンのお腹に紐が巻きつけてあります。創意工夫がスバラシイっ、パチパチ!




Topeng Selangit

2008-12-12 11:19:23 | チレボン情報


バタバタしているうちに12月も中旬に突入してしまいました。その間「犠牲祭」で山羊尽くし料理大会したり・・・。

Idul Adhaの連休には機会があって、久しぶりにTopengSelangitを見ることが出来ました。踊り手はMaestro故スジャナ氏の子息イヌさん。トゥルスミ村のユルーイ雰囲気の中で「Kelana」と「Samba」の2種類の踊りを披露してくれました。

画像はSelangit のnayaga(楽士)。チレボン独特のにぎやかなガムラン演奏、堪能しました。背景にかかっているバティックはカトゥラ氏の「インドネシアで一番大きなワヤン柄の手描きバティック」。MURI(Museum Rekor Indonesia)からの認定書もいただいています。

ダンドゥットに押されて、チレボンの伝統芸能グループはなかなかお呼びがかからない状況が依然続いています。また、こんな機会があるといいなぁ。


Tumbuh Dalam Badai

2008-02-04 09:13:25 | チレボン情報


スハルト元大統領が亡くなって1週間、街のあちこちに掲げられていた半旗もようやく外されたようです。来週はあるかな、NewsDotCom・・・。昨日はスカルノ時代のイリアン奪回についてのドキュメンタリ-でした。

日曜日のKompas紙でPKIと見なされた人たちの子供を描いたドキュメンタリーのVCDのお披露目会の記事が掲載されていました。1面の写真にはインドラマユの芸能一家・タハム氏の娘さん、ワンギさんの写真が。タハム氏はワヤンクリットのダランですが、インドネシア共産党(PKI)の芸術部門「Lekra」に所属していたことがあり、その関係で逮捕され投獄されていたことがあるそうです。PKIは当時芸能活動をサポートしていた数少ない団体ということ。よって、イデオロギーには関係なく多くの伝統芸能に係わる人たちが参加していたとのことです。トペンのマエストロ、ミミ・ラシナもそうですね。

ワンギさんはワヤンのダランでもあるし、トペンも踊るしというオールマイティなSenimanです。観てみたいな、VCD。どこで売っているんだろう?

Jakarta (ANTARA News) - Film dokumenter "Tumbuh Dalam Badai" karya sutradara IGP Wiranegara diluncurkan di Jakarta, Kamis. Film ini menjadi istimewa dan menyentuh karena menampilkan kesaksian dan perihnya perjalanan hidup anak-anak yang orang tuanya menjadi korban Tragedi Kemanusiaan 1995/1996.

Antara通信の記事全文はこちらへ

http://www.antara.co.id/arc/2008/1/25/film-dokumenter-tumbuh-dalam-badai-diluncurkan/






Pilkada その2

2008-01-06 23:46:27 | チレボン情報


日曜日、いつものようにホケホケ過ごしております。

今日は市長選挙。前回、大統領選のときは「違うちゅーねん!」と言っているのに、「まあどうぞ」と選挙カード(しかも、バンドン生まれ、生年8歳も若い!)をいただいてしまいましたが、今回はさすがになし。選管も少しは賢くなったのでしょうか?写真はコマールさんのカードです。おおお?誕生日が違う?でもティダアパアパだそうです(汗)。投票した後、インク壷に指を漬けて、不正投票を防ぐのも面白いですね。でも、すぐ取れちゃってる(冷汗)。まあ、大きな不正があって再選挙などになるとまたまた予算を食うので、しっかりやって欲しいですね。さて、新市長には誰が?




Pilkada

2008-01-05 23:37:03 | チレボン情報


明日の日曜日はチレボン市長選挙の投票日です。5組が立候補していて、日替わりで選挙戦を繰り広げておりました。写真入りのTシャツやカレンダーを各候補がばらまいたらしく、チレボンのベチャ屋さんなどは支持しているんだかなんだかわかりませんが、皆、うれしそうにTシャツ着てベチャを漕いでいます。

写真は現職、再選をめざすスバルディ氏の横断幕。闘争民主党の公認候補です。氏はもともと小学校の先生で、なんだかそのへんにゴロゴロいそうな雰囲気のフツーのおじさん。市長になった後も、鳥市場でGorengan(屋台の揚げ物)食べているところに遭遇したりしました。いわゆる庶民派ですな。さて、どうなることやら?




Memayu

2007-10-28 00:32:10 | チレボン情報


暑い~。職人さんたちが扇風機の取り合いをしてます。
蝋の調合をする際に使っている工業用の大型扇風機まで出動中。
小柄な職人さん、飛んじゃう~。



えーと、今更なチレボン情報ですが、
月曜日がトゥルスミの恒例年中行事「Memayu」です。
KiBuyutの茅葺屋根部分の葺き替えですね。
日曜日の朝にはArak-arakan(パレード)が行われます。
職人さんたちも月曜日はお休み、だそうです。
わーい、連休だ~。







Arus Mudik

2007-10-11 22:06:30 | チレボン情報


工房がお休みでホケホケしています。今日はH-2、明日はMalamTakbiranです。

帰省ラッシュの峠は越したようですが、まだまだスラバヤ方面に向かうPantra下り線の交通量は凄いです。オートバイ帰省も多し。オートバイはTolParikanci(高速道路)に入れないのでチレボン市内を走るバイバスを通らざるを得ません。車の多くは高速を経由するため、バイクの多さが余計目に付きます。今年は特に「バイク帰省は危険」という意図から、飲料メーカーなどが列車やバスを借り切って帰省するイベントなど行っているようですが。

写真はチレボン市内を通るバイバス、Jl. Pemudaの交差点です。ジルバップを被ったお嬢ちゃん、勇ましく立ち乗り。危ないですよ~、あと、ヘルメットはいづこに?右手にはどうみても「赤ちゃん」を抱いた若いお母さん、明るく笑っております。この「あまり先のことを心配しない国民性」(人によるかと思いますけれど)って時々うらやましいな・・・。皆さん、気をつけてね。











チレボン新名所

2007-09-17 09:07:00 | チレボン情報


チレボンに新名所(というか、ワタクシが遊びに行けるところ)が2つ出来ました。1つは「ACE」というホームセンター。いわゆる華人経営の「TokoBesi」も好きなのですが、なにしろ手にとって選べないし、「あんた、何買いに来たの!?」と華人のおばさんに詰め寄られるので冷やかしにはいけません。土曜日に開店、昨日日曜日は断食明けの時間までの暇つぶし組もたくさん見物に来ていて大混雑でした。

もう一つは「Wisata Kuliner」というフードコート。これはJl. Kesambiと家からわりと近くにあり、夕方4時からオープンします。スンダ料理、メナド料理、チレボン郷土料理などいろいろなテナントが入っています。スマランの料理、「Nasi Ayam Semarang」を試してみましたが、なかなか美味でした。

断食中は工房のほうは出席率良好。皆さん、THR(ボーナス)目当てのようですが・・・。レバランの休みが入るのでカインパンジャンのような大きなものは作らずに小物中心の作業です。写真は祖母の着物を解いたもの。絹の裏地にバティックを施すため下絵を描きました。リバーシブルのポーチとか作っても、いいかも。