海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1404 端材革のウォレット

2019-02-03 | 工作










端材革のウォレット

朝から小雨。

昨日より雑誌をめくっていたら、「サライ」に革工芸のウォレットのキットを見つけました。

ウォレットというと何枚も薄い革を重ねて、ちょっと面倒かと思って、まだ作ったことはなかったのですが、少ない枚数でできそうなキットです。

もちろん、商品の紹介の写真が載っているだけですから、詳しい作り方や型紙があるわけではありません。

でも、写真を見ればだいたいのことは分かるので、型紙を自作してみました。

そうなれば、できそうなので、久しぶりに革の入っている段ボール箱を引っ張り出して、ちょうど良い革を探したのですが、大きさをそのまま使える革はありません。

ならば、端切れの有効利用です。

端切ればかりで、何とか格好はつけました。

おそらく、もう一度作れば、改良点を修正してもっと良いものになるでしょうが、自分で使うのですから、これで充分です。

ちゃんと、紙幣も小銭も、カードも入ります。

そして、この黄色が気に入りました。

(降りたたみウォレット 縦9.5㎝横20.5㎝)

No.1403 版画「古生物 眼の獲得」

2019-02-02 | 版画


版画「古生物 眼の獲得」

この前から、いろいろと挑んでいますが、やはり紙版ならば作り易いですね。

版を重ねることができます。

題は「カンブリア爆発」改め「古生物 眼の獲得」としました。

古生代カンブリア紀に、眼のある生き物が生まれ、生物の種類が爆発的に増えたということです。

眼の獲得によって、生物はその個体の行動力が大いに拡げていったのですね。。

それによって、食べ物も得やすくなったはずです。

何を食べて、どんな形をして、どういう風に泳いでいたのか?

古生代の生物を実際に誰も見たことはないのですから、色も形も想像は自由です。

化石に残っていない生物がいっぱいなのですから、こんなのがいてもおかしくないでしょう。

それにしても、まだまだ常識的ですね。サンショウウオの様になってしまいました。

化石によれば、眼は、単眼、複眼、一つ眼、四つ眼、…等々、いろいろあるようです。

(5色6版 ハガキ大)

No.1402 ドライポイント「アゴニアタイテス」

2019-02-01 | 版画


ドライポイント「アゴニアタイテス」

プレスの感じがよくなったので、再度この前の「アゴニアタイテス」を摺ってみました。

ご覧の通り、なんとか想像した感じで出来上がりです。

三枚しか擦りませんでしたが、版自体がしっかりしていますから、またいつでも摺れますね。

(ハガキ大)

No.1401 ドライポイントの実験

2019-02-01 | 版画


ドライポイントの実験

あるいは、ケムシですね。

プロの版画家さんから、貴重なアドバイスを頂いたので、再度実験に挑みました。

彫りとプレスの工夫をすることで、かなり線がはっきり出たと思います。

今度は、6枚摺りましたが、同じ様な出来上がりです。

またひとつ、ちょっと進歩したかな。

感謝です。

(ハガキ大)