お姫様ブームである。大河ドラマ「江」にあやかった滋賀・福井の観光キャンペーンに続いて、北経連も北陸の「姫さま」に取り組んでいる。
加賀藩には前田利家の娘で宇喜多秀家夫人の「豪姫」。織田信長の娘で利長夫人の「永姫」。徳川秀忠の娘で利常夫人の「珠姫」など、戦国期の豪華メンバー勢揃い。
それぞれゆかりの地を結び、物語性に富んだ広域観光ルートを設定しようとの提案だ、「篤姫」がヒットして、二匹目のドジョウを狙ったとも言われているが、お姫様ブームの中身はどれも良く似ている。
ひとつは、おてんば姫であること。篤姫も江姫も、男勝りの「変わった姫じゃのう」のセリフが出てくる。テレビドラマで言えば「坂の上の雲」に登場した正岡子規の妹「律」も一種のお姫様だった。
弱い兄を守る強くてかわいい妹。だが、人並み以上の苦労を耐え忍ぶ。お姫様の二つ目の特徴は悲劇性である。笑っているうちに涙がにじむ。物語の最高の味わい方である。
ワンパターンだが、それでなければ納得しないファンが多い。観光キャンペーン成功のコツも、そこにあるように思う。
加賀藩には前田利家の娘で宇喜多秀家夫人の「豪姫」。織田信長の娘で利長夫人の「永姫」。徳川秀忠の娘で利常夫人の「珠姫」など、戦国期の豪華メンバー勢揃い。
それぞれゆかりの地を結び、物語性に富んだ広域観光ルートを設定しようとの提案だ、「篤姫」がヒットして、二匹目のドジョウを狙ったとも言われているが、お姫様ブームの中身はどれも良く似ている。
ひとつは、おてんば姫であること。篤姫も江姫も、男勝りの「変わった姫じゃのう」のセリフが出てくる。テレビドラマで言えば「坂の上の雲」に登場した正岡子規の妹「律」も一種のお姫様だった。
弱い兄を守る強くてかわいい妹。だが、人並み以上の苦労を耐え忍ぶ。お姫様の二つ目の特徴は悲劇性である。笑っているうちに涙がにじむ。物語の最高の味わい方である。
ワンパターンだが、それでなければ納得しないファンが多い。観光キャンペーン成功のコツも、そこにあるように思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます