デジカメぶらりぶらり

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先頭

2010-04-03 06:47:02 | Weblog
銀メダルを手にして凱旋に、五輪の興奮を思い出す。あんな面白い種目がるとは知らなかった。団体追い抜きは、3人1チームで滑る。

勝負の判定は先頭ではなく、最後の選手のタイムと言うのが絶妙である。2人がどれだけ速くても、残る1人が遅れれば負けてしまう。

つらい風よけという役目の先頭を上手に交代しながら、「仲良く」ゴールする。他人を風よけや踏み台にして、上手にのし上がっていく、世間では珍しくない振る舞いだが、そんな争いばかりではない。

日本の3人は、控えの中学3年生にもメダルをかけ、喜びのおすそ分けをした。最後までさわやかさを貫いた選手たちだった。

つらい先頭の役目を上手に代わってこそ強いチームになれる。逆風でガクンと速度が落ちても、先頭を譲らない。みんなでやろうぜ、と声がかかってもどこか冷やか。それでは強くなれまい。

別のチーム日本の健闘も期待したいが、カネで失速し、女でつまずく。これで応援席が盛り上がれと言われても、無理な注文ではないか。