本日は「土用の丑の日」。
世間では「うなぎ」と「シジミ」がダントツにもてはやされる日です。
(この「土用にうなぎ」というのも平賀源内の策略だった、というのも
今では有名な話のようですが・・・)
ところで、仏事の方面では「土用の丑の日」といえば「胡瓜」です。
真言宗のお寺で行われることが多いのが
土用の丑の日の「胡瓜加持」。
病封じの祈りを胡瓜にこめて、無病息災を祈るというもの。
護摩木ならぬ胡瓜に願いと氏名を書いた紙を巻き、
御祈祷した後、川に流す、あるいは土に埋める、というものです。
胡瓜が跡形もなく腐って、病も一緒になくなってしまう、と考えられているようです。
この近辺では
下松市の閼伽井坊さんで「胡瓜加持」が行われました。
告知が遅くなったので、今年の「胡瓜加持」は間に合いません。
今年は何とか自力で乗り切って、
来年おでかけになってみてはいかがでしょう。
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