今朝、日本テレビの「ズームイン・スーパー」で
京都の由緒ある寺社仏閣での結婚式が流行中・・・という話題がありました。
紹介されていたのは清水寺での結婚式。
「仏前結婚」というと、「え?」という方も多いと思いますが
商売柄、時々耳にします。
菩提寺、またはご縁のあるお寺さんにお願いして本堂で挙式という
パターンが多いようです。
清水寺では参加者で般若心経を唱え、新郎新婦が焼香し、
指輪の交換というような順序で、最後にお寺様から
お数珠が贈られていましたが
私がお手伝いしたお寺では「お数珠の交換」もあったように記憶しています。
好みの問題ですが、
専門式場のお仕着せの舞台装置とちがって
その結婚式のために、整えられた本堂の荘厳は
しっとり落ち着いて「堅実な夫婦」をイメージさせるものだったと思います。
ご自身の結婚式のために、数日前からコツコツと
本堂を整えておられた若いお寺様もいらっしゃいました。
結婚式の時だけ、結婚式のためだけに用意された
ゴーカだけど重みのない教会とかでの挙式って、そろそろなんとかならないかしら。
あれ見る度に新郎新婦がなんとも頼りない「お子様」に
見えるのは私だけかしらん?
そういえば、
あるご住職は知人のイタリア人に頼まれて
イタリアで「仏前結婚式」を執り行ったとか。
珍しがられて、地元で大ニュースになったそうです。
カトリックのお膝元ですものねぇ・・・・。