今朝のニュースであの有名なお菓子、「ひよこ」の
立体商標登録が無効になった、というのをやっていました。
おかげで訴えていた二鶴堂さんは心おきなく小鳥型(?)の
お菓子を作れるらしい。
それにしても、「ひよこ」のあの形が立体商標登録されてたなんて
知らなかった。
じゃあ、近所のスーパーで売っていたこの「かるがも」って一体????
この写真を撮ったのは今年の夏ごろだったから
すでに登録無効の裁判の行方を見越していたということか!?
「かるがも」おそるべし!!
今朝のニュースであの有名なお菓子、「ひよこ」の
立体商標登録が無効になった、というのをやっていました。
おかげで訴えていた二鶴堂さんは心おきなく小鳥型(?)の
お菓子を作れるらしい。
それにしても、「ひよこ」のあの形が立体商標登録されてたなんて
知らなかった。
じゃあ、近所のスーパーで売っていたこの「かるがも」って一体????
この写真を撮ったのは今年の夏ごろだったから
すでに登録無効の裁判の行方を見越していたということか!?
「かるがも」おそるべし!!
今朝一番のお客様からのお問い合わせは
「地鎮祭を仏式でやりたいんだけど、何をそろえればいいですか?」
というもの。
え~~~、う~~~ん、仏式ならとりあえず、
お花とお線香とローソクよね。
(あ、でもこれはわざわざそろえなくても仏壇のものを転用してもいいのでは??)
それから、え~~~と、やっぱり三宝(?)
え?「一回しか使わないんだからあれこれ買いたくない?」
「白皿でいいんじゃないか?」って・・・・・そう言われてもねぇ。
え?お供えに魚類はどうなんですかね?
神式なら鯛の御頭付だけど仏式だし・・・・。
ごめんなさい。やっぱりもう一度お寺様によく相談されてから
いらしてください。
と言うわけで青息吐息。勉強不足でした。
意外に思われるかもしれませんが、仏式でも
起工式や地鎮祭、上棟式などを行うこともあるし、ちゃんと式次第の
ようなものもあります。
考えてみればお寺とかを建て替えるときにわざわざ神主さんに
来ていただいてお払いをしてもらう、というのも妙な話ですものね。
ちなみに、浄土宗の場合の起工式のしつらえはこんな感じ
だそうです。
(藤井正雄編 「仏教儀礼辞典」 1977年 東京堂出版 より抜粋)
以下、同書によると
「式場の四隅に幡(五色の吹流しまたは紅白)をたて、正面の奥に五色の大幡幣を立て、その前に鏡を安置する。
その左右に破魔弓・破魔矢を立てる。(左右で陰陽があり、矢が違う〕
〔中略〕他は神式の地鎮祭に用意するようなものを用意するようです。(曲尺・墨壷・釿など)
起工式の式次第は
1.導師式衆入場
2.奉請
3.歎仏偈
4.起工式表白(・・・・今月今日を卜して起工の式典を挙ぐ。云々というもの)
5.着席
6.奉楽(音楽ですね)
7.四方洒水
8、四方散華
9.奉楽
10.用材洒浄(建築材を清めることかな?)
11.導師復席
12.匠長(棟梁のこと?)釿打式
13.開経偈 14.誦経 15.広開偈 、十念 16.摂益文
17、念仏一会18.普済偈、十念
19.設計報告・祝辞・挨拶
奉楽・退場
ということになっています。あくまでも浄土宗の例だし、
簡略化される場合もあるとは思いますが。
でも、やっぱり図を見る限り魚類はないようですねぇ。
大好きで、しょっちゅうのぞいている仏壇職人さんのブログ、
「仏壇を作る人の日々」の昨日の記事に面白いものが載っていました。
その名もユニット式仏間(ていう名前で決定、かどうかは知らないけど)
「仏間のない家に、仏壇を置くスペースを生み出すために開発した」
ものだそうです。
何かに似てるな~~と思っていたら、ひと頃流行った
システムキッチンのイメージです。
なるほど、これなら仏壇が部屋のイメージに合わない、とか
他の家具より出っ張って・・・・なんていう問題は解消しそうです。
でもやっぱり、きれいに収めるにはあらかじめ
中に入れるお仏壇のサイズをきちんと把握しておくことが肝心かな。
今日の朝日新聞の日曜版「be on Sunday」によると
霊柩車が様変わりしてきているらしい。
霊柩車といえばこれ、という感じの「宮型車」は
敬遠される傾向にあり、故大平正芳首相の葬儀で使用されたのを
きっかけに洋型のシンプルなデザインのものが増えてきているとか。
ついでに霊柩車に関するHPをあちこち見てみたら、
ベースの車もトヨタクラウンからキャデラック、ベンツ等々高級車がずらり。
中古霊柩車の売買、なんてのもありました。
色も黒に限らずだんだんと増えてきているみたい。
そういえば、以前、やたらと長い真っ白のリムジンを見かけて
「運転しにくそ~~」と思ったことがあるけど、あれ、霊柩車だったのね。
朝日新聞の記事によると宮型車は派手でわかりやすいのが
災いして「縁起が悪い」と町内通行禁止を申し出る地区まであるとか・・・・
って、柳井市がまさにそれ。市内では宮型車、見かけません。はい。
でも、お神輿が町内通っても、誰も文句言わないよなぁ・・・・。
かつては宮型車の宮型部分は神輿職人とか宮大工が手がけていた
そうなんだけど・・・・・。
朝からぐずぐずしたお天気でしたが
時間とともに雨は本降り、風は横なぐり・・・という最低の状態に
なってきました。
この悪コンディションの中、
男性社員の一人は岩国市周東町の二井寺山極楽寺の法要での
出張販売。濡れそぼって帰ってきました。
ところで、今日の極楽寺さんの法要のメインは柴燈護摩。
つまり、火渡り。(今月、国分寺さんに続いて2回目ですね)
こちらは雨にも関わらず、しっかり燃えて、しっかり渡れたそうです。
信者さんも多かったようだし。やはり信仰の力!?
雨が降ってりゃ、火の勢いが弱まって渡るのも多少楽なのでは?と
素人は思うのですが、さにあらず。
土の中の水分が熱せられて、言うなれば「熱湯を含んだスポンジ」状態に
なるらしく、晴天の時よりかえって熱いのだそうです。
ミニ知識だよ~~~~!!
本日は通常の販売スタッフが一人定休。
そこへ持ってきて、もう一人のスタッフが風邪でダウン。
と、いうわけで朝から店内は3人体制。
そこで一名が仏具の配達のため外出。
そこへお位牌のお客様。スタッフ一名が説明のため接客。
さらに、仏具を買いにこられたお客様に最後の一名が接客。
そして、誰もいなくなった、状態になった途端、
電話は鳴るわ、
「匂いのするローソクありますか?」なんてお客様はこられるわ、
「あの~~線香の箱、落として折れちゃったんですけど・・・」なんて
声は掛けられるわ・・・・・
気づけば仏具を買ったついでに
お仏壇のことについても質問されていたお客様はほったらかし・・・・。
一息ついて、「お待たせしました」と戻ったときには
ある程度、ご希望の商品は絞られてました。
後はお仏壇以外の、(入仏式とか)ご質問。
上司には言えないけれど、
しばらく声を掛けずに自由に見ていただくのもアリかなぁ??などと
思いました。
「瀬戸内海は多島海なんだなぁ~~」なんて
中学時代の地理の授業なんぞを思い出してしまうのが、
島へのお仏壇の配達が発生したとき。
柳井は瀬戸内海に面しているし、島からのお客様も結構あるのです。
で、明日も一件、島への配達。フェリーで約1時間。
仏間のリフォームも必要だったので、そちらのほうは
契約している建具屋さんに本日工事に行っていただきました。
でも、島に降り立ってから、帰りのフェリーまで5時間弱の間に
リフォームするのは結構きつかったらしく、建具屋さんは
お昼抜きでひたすら工事に取り組んだとか・・・(感謝)
島などの場合、船の時間に作業を合わせなくてはいけないので
大変です。
どうしても時間が合わない場合はチャーター船を使うことも。
でも、今回はそのチャーター便も運休中とのことで
船の時間に身体をあわせることとなりました。
ところで、今回はフェリーのある島だったけど、
そうでない島も結構あります。
その時は、お仏壇を(波がかからないように)しっかり梱包し、
船に積み込み、島についてからは台車などで運ぶことになります。
体力勝負です。この仕事。
お天気が良ければ島への配達もちょっとしたリゾート気分
なんですけどね・・・・
先日、以前にも紹介した「仏壇を作る人の日々」という仏壇職人さんのブログを
読んでいたら、設計の手違いで預かっていたお仏壇が
新築の仏間に収まらず、大変な目にあったというお話がありました。
彦根仏壇は仏間に収まると堂々として立派だけど、
移動はなかなか大変そうです。
「仏間に仏壇が収まらない」っていうのはちょくちょくあるんですよね。
特に、仏壇だけをお引越しさせると新しい家の仏間に入らないことが
ままあります。
そうなるとどうするか?
1.仏間に入れることをあきらめて居間などに置く
2.仏間をリフォームして入る形にする
3.仏壇を買い替える。
4.仏壇に手を加えて入るサイズにする
まあ、仏壇屋としては3の選択が一番うれしいですが。
4の仏壇に手を加えられるのは仏壇の高さが少々高い、という場合のみ。
巾が広すぎるのはいじれません。
厳密に言うと、いじれないわけではないけれど、新調するのと同じくらいの
コストがかかります。
注意してほしいのはカタログとかに出ている「仏壇の巾」は
あくまでも「扉を閉じた状態」だということ。
仏間に収めて実際に手を合わせる状態にすると、
常に扉は開いた状態になるのでその分余分に仏間の巾がいる
と言うことです。
「仏壇の巾」+10~15cmくらいは見ていただきたいところ。
また、新築のお宅などだと他の収納スペースをとることに
力がはいるためか、お仏間が微妙に狭いことも。
一応、仏間はあるけれど、
間口の広さの割りに奥行きが少なくて、合う仏壇がない、なんて
こともたまにあります。
設計の段階でよーく打ち合わせしてください。
理想は新築が決まった段階で、お仏壇も決めておかれることです。
これなら無駄なくぴったりのお仏間が作れます。
また、灯篭、電気ローソク、盆提灯などお仏壇周りは電気製品も結構あります。
コンセントもお忘れなく。
このあたりは全日本宗教用具協同組合のページも参考になります。
そういえば以前、朝日新聞に
お部屋が線香臭くなるのを嫌ったお母さんのたっての希望で
お仏壇の天井に換気扇をつけた、北野 大氏の話が載ってました。
もっとも作りつけのお仏壇でしたが。
まあ、当家の希望があればこういうのもアリでしょう。
お仏壇の欄間にはいろいろな彫刻があります。
好き勝手に彫っているようで、結構意味があったりするもの。
この写真の欄間もその一つ。やらた派手な鳥ばっかり彫ってるな~~と
思っていたら、これは阿弥陀経にある「極楽にいる六種(一説には十種)の鳥をあらわしているようなのです。
すなわち「白鵠(びゃっこう)・孔雀・鸚鵡・舎利・迦陵頻伽(がりょうびんが)・共命鳥(ぐみょうちょう)」の六種。
利井明弘氏の小経ノートというサイトによると
白鵠とは白鶴のこと。(白鳥、という説もあり)
孔雀は文字通り。美しい外観と毒蛇なども食べる強さが有難がられたそうです。
鸚鵡は色の美しさとよく話す能力が買われたようです。
舎利は氏によると黄色い水鳥で、鷺に似ており、人語を話す、とされていますが
九官鳥、と言う説もあります。
迦陵頻伽は想像上の鳥で美しい音を出すために「妙音鳥」と書かれることもあります。
人面鳥身で描かれることが多いのですが、実際には雀、またはカッコウの一種と
されているようです。
共命鳥も想像上の鳥で双頭の鳥ですが、無用な嫉妬や悪巧みを戒める法話に
よく登場します。
で、この欄間、下の写真、右から鶴、孔雀、鸚鵡、ちょっと苦しいけど九官鳥
っぽい鳥。
さらに次の写真。欄間の左半分だけど、左に共命鳥、ときて右側が・・・・・
迦陵頻伽・・・
には見えない!?鳳凰に見えるけど!?!?!?!
さて困った。お客様になんと説明しよう????
今、店の中は仏具の価格改定で大忙し。
以前にも書いたけど、北京オリンピックのための
中国の開発の影響で金物・鋳物・銅器などの原料価格が
空恐ろしいほどの勢いで高騰。銅なんか5倍以上に跳ね上がっているとか。
仏具の原価もじりじりと上がっていました。
ここに来て、さすがに小売でも値上げしないと耐えられなくなってきた、という感じです。
そんなわけで新しいプライスカード作りで大忙し。
去年は東南アジア産の白檀の高騰(これも数年かけて何倍にもなった)
(これについてはこちらの記事をご参考に)で線香も値上げになるし。
お客様から
「えっ!?こんなに値上がりしたの??」なんて言われて、
現場の私たちも肩身が狭いかぎりです。