なんでうるう年に逆うちすると、
お大師さんに会えるんだろう??????
その答えはこのページにありました。
・・・・ひょっとして、お遍路する人の間では周知の事実?
・・・・もしかして、常識????
お恥ずかしい・・・・・
なんでうるう年に逆うちすると、
お大師さんに会えるんだろう??????
その答えはこのページにありました。
・・・・ひょっとして、お遍路する人の間では周知の事実?
・・・・もしかして、常識????
お恥ずかしい・・・・・
このところ、お遍路が人気です。
柳井近辺では四国八十八ヶ所のみならず、
「周防大島八十八ヶ所」をまわる人も多いようです。
山口県では他に「秋穂八十八ヶ所」というのもあるし、
全国で「八十八ヶ所」と言われるところを数えたらどれくらいあるんでしょう????
それはさておき、先日、ある本の中に
「うるう年に四国八十八ヶ所を88番霊場から逆にたどる(逆うち、という)と
お大師さんに会える」という言い伝えが紹介されていました。
お遍路さんの持ち物によく「同行二人」と書いてあるのは
「お大師さんが一緒に歩いてくださる」という意味だとか。
お大師さんは八十八ヶ所の道筋のあらゆるところにいらっしゃるから
逆うちすれば何処かですれ違うかも・・・ということなんでしょうか?
来年は「うるう年」です。試してみますか?
でも、なんで「うるう年」に限るんだろう?
以前にも紹介したけれど、
このところ蒔絵シールの売れ行きが好調です。
「これ、どこで売ってるのか、捜してたのよ!!」というお客様から、
おばあちゃんの買い物についてきて、
「こういう時に買っとかないと、一人じゃちょっと入りにくい店だから・・・・」
という若い人まで、(そんなことないんですよ!)
いろいろな世代の方に人気です。
1枚500円、というお値段も手ごろのようです。
それに気を良くした担当者が次に仕入れたのがコレ!!
とうとう、というかお約束、というか梵字入の蒔絵シールです。
種類はどん!!っと
全10種類。
千手観音、阿弥陀如来をはじめそれぞれの干支のお守り本尊様を
あらわす梵字が描かれています。
さらに
、
左は「愛染明王」を表す字で「恋愛成就」のお守り。
右は「薬師如来」を表す字で「無病息災」のお守り、ということになります。
もちろん、十二支のお守り本尊様だって、
例えば「不動明王」は酉年のお守り本尊様だけれど、
「勝負運」のお守りでもあります。
願い事のある方、お一ついかがです?
お盆が過ぎてほっとするのもつかの間、案の定、
お盆提灯に関わるご相談がポツリポツリと入ってきます。
「分解するのが難しい!!片付けに来てください」とか
「片付けてたら、脚が折れちゃった」とか・・・・これらは毎年のことなので
さして驚きもしませんが・・・。
先日持ち込まれたのは写真のようなもの。
つまりはお仏壇のロウソク立の近くにお盆提灯を飾っていたら
扇風機の風でロウソクの火が揺れて
提灯の一部が溶けちゃった!!!(青い○で囲んだ部分)というもの。
もって来られたお客様もあわててらしたけれど、
スタッフもしばし無言。こんなことがあるのか!!
さすがにこれは修復不可能。
幸い、メーカーに在庫があったので新しいものを取り寄せることで落ち着きました。
それにしても、敵は意外なところに存在します。
火の元とその周辺にはくれぐれもご注意を。
勢いのある流れに逆らって、
身体をくねらせ、跳ね上がる一匹の鯉、です。
まるまるとしてともかく小憎らしいくらい立派な鯉です。
この掛軸のタイトルは「龍門」。
鯉が一匹いるだけなのに、「龍門」とはこれいかに?!
実は「龍門」とは黄河上流の龍門山を切り開いて出来た急流のこと。
この急流を登りきった鯉は龍になる、という伝説があったそうです。
そこで、出世した人のことを「龍門に登った」と形容したとか。
これが転じて「登竜門」という言葉になったわけですね。
このほかにも鯉と龍に関しては
「六々変じて九々鱗になる」という言い方もあるようで
「六々=鯉の鱗は36枚」「九々=龍の鱗は81枚」とされていたことから
こう言われたようです。
それにしても、鯉が龍になるなんて変貌もはなはだしい。
何の変哲もなさそうな魚なのに、あの幻獣の中でも横綱級の
「龍」になる、と考えられたんだから
鯉という魚はよっぽど古代中国の人に愛されたんでしょうねぇ・・。
この商品は「リン棒」です。お仏壇の「カネ」とか「おりん」とか呼ばれるものを
叩く道具です。
リン棒にもいろいろなものがあります。
黒檀製のもの、黒檀に金襴の布を巻いたもの、木製の芯棒に皮を巻いたもの等々。
今、挙げた順に、リンを叩いた時の音が柔らかくなります。
そして写真の商品は皮を巻いたものです。
お寺さまの大きな大きなリン(鏧子:きんす・けいす)を叩くのに使われるのも
このタイプが多いようです。
もっとも、お寺様用の大きなリン棒を黒檀で作ったら、
重くてかなわないだろう、とも思います。
ところで、先日この皮巻きタイプのリン棒をお求めになったお客様。
後から電話で問い合わせ
「あの~~~、棒に巻いてある皮みたいなのは剥いて使うんですか?」
業界の常識は世間の非常識!?
商品説明はきちんといたしましょう・・・。
8月24日(ところによっては23日)は地蔵盆です。
昨年はそうでもなかったのに、今年は「地蔵盆だから」と
地域のお地蔵様のための仏具を買いに来られるお客様がちらほら。
流行り廃りではないでしょうが、今年はそういうめぐり合わせなんですかね。
ついでのことに来られたお客様の地域の「地蔵盆」について
お尋ねすると、「お寺様が来られて、お経と法話がある」というパターンがほとんど。
「子供にお菓子をあげる」という習慣は京都近辺だけなのかも
しれません。
京都に住んでいたことのある知人は、京都の地蔵盆を
「子供を甘やかすお祭りよ!!」などと言ってましたが・・・・。
ちょっとハロゥィーンみたいな感じかな?
それでもそういう「子供が主役」の縁日というのも悪くない、と思います。
地域ぐるみで子供を甘やかし、別の日には地域ぐるみで躾け、
子供はみんな「地域の子」として育てる、という流れって大切だと思います。
万が一、家庭にくつろぎを見出せなくても、
なんとなくかまってくれる、優しくしてくれる近所の人がいれば
子供は「誰かに見守られている安心感」を持っていられるんじゃないかしらん?
「うちの子」「よその子」とやたらに区別して
「うちの子」にばかり関わりすぎるから子育てはどんどんゆがんできているように
思います。
「欲しいからつくった、うちの子」じゃなくて
「縁あって授かった、社会の子」と思えば
育てる親の自覚も問われるのでは?
親は子供が死ぬまでは面倒も見てやれないし責任も持ってやれない。
といって子供だってたった一人では生きていけない。
と、なると残してやれるのは「親はなくても育つ力(生き抜く力)」
あるいは「人と関わる力」なのではないかと思ったりします。
理想論かもしれませんが
お地蔵様という「子供を守ってくれる仏様」縁の日に、
そんなことを思いました。
このところ「お盆提灯はいつしまったらいいんですか?」という
問い合わせのお電話がちょくちょくかかります。
一般的なのは所謂、お盆が過ぎたら。
ところがこの「お盆」3種類の解釈があるのです。
関東あたりでは7月の15日前後を「お盆」としていることが
多いようです。
でも、「お盆休み」などなどどうも多くの地域は8月の15日前後を「お盆」と
とらえています。
これは明治時代に太陰暦から太陽暦に変ったことから、
起こったことのようです。「仏教ちょっと教えて」という浄土真宗のお寺様によるページを参考にさせていただきますと、
要するに、お盆には太陽暦の7月に行う「お盆(新盆)」と
それまでのお盆の時期を踏襲し、かつ日付は太陽暦にあわせて
8月15日前後、とする「月遅れのお盆」、
そして厳密に太陰暦の7月15日にむかえる「旧盆」の3種類があるのです。
お盆提灯をしまう時期に悩む人はこの「旧盆」まで待つべきかどうか
迷うようです。
あるいは、せっかく親類縁者からいただいた立派なお盆提灯だから
もう少し飾って眺めていたいな・・・という方もこの「旧盆」を
目安にされるようです。
ちなみに今年の旧盆は8月27日です。
あ、そうそう。
何時しまうにしても絹の火袋のついたお提灯をしまうときは
火袋の中に防虫剤をお忘れなく。
玄侑宗久氏の「お坊さんだって悩んでる」という本を読んでます。
僧侶を中心に、一般の方からの質問にも
玄侑氏が答えるという形式です。
まだまだ途中なのですが、
「ペットの骨を自分たちのお墓に一緒に入れたい」
「お寺の建物は広すぎる?」等々、
思わず「あるある~~こういう質問!!」とうなずいてしまうようなものがいっぱい。
もっと早くこの本に出会っていれば、
あの時のあのお客様にもっと納得のいく返事ができたかも・・・・なんて
思いながら読んでます。
でも、僧侶である玄侑氏が答えるから説得力があるのであって、
例えば「布施の心」なんてことを一介の仏壇屋が言ったところで
おこがましいだけだし。
ここは一つ、氏のお答えを参考にしつつ、
仏壇屋流の答えにアレンジする必要がありそうです。
・・・例えば・・・・
「ペットの骨を自分たちのお墓に一緒に入れたいんだけど」
「そうですね~~。お気持ちはわかりますよ~~。
ただねぇ・・・・・習慣とかもいろいろありますから、
ご親戚の方とかお寺様にまずはご相談なさってはいかがですか~~?」
ポイントは「・・・・・・」と「~~~」の間合い!!
僧侶でも身内でもない仏壇屋に相談される、ということは
答えが欲しいのではなく、「背中を押して欲しい」「味方して欲しい」
あるいは「聞いて欲しい」の場合がほとんどじゃないかと
思っています。
だから、とりあえず聞く。とりあえずうなずく。
仏壇屋の相談にのる、はこれがメインだと思っています。
もちろん、お仏壇やお墓そのものに関するご相談には
詳しくお答えします。そこはその道のプロですから。
そう言えば、以前お客様からの電話で
「腕輪念珠を身につけているのに、事故などの不幸が続く・・・・」という
相談を受けていた同僚。
「腕輪念珠を身に着けていたから、その程度の事故で済んだんでしょう・・」。
傍で聞いていた私、(「え~~!!そんなこと言っちゃっていいの!?!?」!)
電話の向こうのお客様「・・・それもそうですねぇ」
私(「あんたも納得すな!!」)
当店の鉢植えはおおむね短命です。
スタッフが植物に疎い、ということが最大の理由です。
剪定や株分けは言わずもがな、肥料さえどう与えてよいのか
わからない・・・というヘタレぶりです。
さらに夏の盛り、植物が一番水を欲する時期に
忙しくてついつい水遣りを忘れてしまうこともしばしば。
こんな状況で植物が元気に育つわけがない、というものです。
にも関わらず、この鉢植えはけなげに頑張っています。
同じものが3鉢あるのですが、夏の間、へろへろになりながらも
初冬、時期が来るとなんとも立派に花を咲かせます。
あれだけほったらかされながら、けなげなもんだ・・・と
その、ほったらかした張本人である私たちスタッフはそのときばかりは
この鉢植えに大いに注目します。
で、先日のこと。
お客様に「これ、何の花?」と聞かれたスタッフ。
「え~~と、ざこばサボテンです」
それは落語家じゃ~~!!!
ほったらかされた上に、ろくに名前も覚えてもらえない
この鉢植えはおそらく日本一不幸なシャコバサボテンです。
ごめんよ~~。肥料あげるからね~~~。