仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

ラジオ番組の収録!!

2008-02-28 14:14:59 | 本音

本日は午前中、ラジオの収録がありました。

FM山口の番組、「Paradise Radio」の中の

「NICE DAY REPORT」という、県内の情報案内コーナーです。

取材に来られたアナウンサーの方からの質問に、

弊社、営業部長が弁舌さわやかに答えする、という形でした。

 

別室での打ち合わせも終わり、とりあえずリハーサル、

ということでアナウンサー嬢(温品由季さん)

(実際はこのプロフィール写真よりうんとべっぴんさんでした)

は一旦外へ。

 

そして、

うっわぁ~~!!広~~い!!あっかる~~い!!」

と、普段の店にはまず存在しないタイプの

垢抜けオーラとハイテンションを撒き散らしながら

入って来られたのでありました。

そして、営業部長の話を巧にリードし、無事収録は終了。

 

テンション高っ!!と思っていた導入部分も

録音したものを聞いてみるといい感じの臨場感。

声だけで伝えるって、大変なんですねぇ。

 

収録したものは、今日、2月28日の夕方の「Paradise Radio」の

「NICE DAY REPORT」でオンエアされます。

私たちは仕事中なので職場でチェック、ということになるでしょう。

番組のブログにものせる、ということで

温品嬢は営業部長とツーショットの写真も撮って行かれました。

 

お疲れ様でした。

 

 


売れない、モノ

2008-02-26 13:38:33 | 本音

お客様からの要望は様々です。

じっくりお伺いしたうえで、できる限りご希望通りの

品物を揃えるように努力します。

特殊な大きさや用途の様々なものも、「別注」「特注」という

カタチで対応してきました。

 

それでも、やっぱり、それはご容赦願います、というものも・・・・。

曰く、「瓶子(神棚の徳利)蓋だけ売ってくれ」

曰く、「高杯(常に1対で使う)1個だけもらえませんか?」

 

お気持ちはわかりますが

それに、もしも蓋だけ、1個だけ販売したとしても

現在お客様の手元にあるものと色や形がちぐはぐになっては

元も子もありません。

・・・・・・やっぱり、ご容赦願います。

 

蓋と本体、などのようにもともとセットで扱われるものは

単体だけの販売はないのが基本のようです。

それに、1対、が扱い単位になっているものも。(高杯・金蓮華・トーローなど)

 

それに対して、

霊具膳のお箸だけ、とか「器のセットのみ」というものは

補充用の商品として販売しています。

また、ロウソク立の芯の部分のみ、なんていうのも

お取り寄せしたこともあります。

 

ま、とりあえずは仏具店にご相談下さい、ということですね。

 

 

 


人違い、です。

2008-02-25 13:32:59 | 本音

お客様から訪問依頼の電話

ありがたいお話なのに、あいにくその日は

地域担当者が病欠

仕方なく、別のスタッフがお伺いしました。

 

お客様、「あら~~~、あんた、わざわざすまんねぇ~~。

        久しぶりね~。」

スタッフ「申し訳ございません。あいにく担当の

       本日、体調を崩して休んでおりまして・・・・。

       私が参りました。」

お客様「ま、ま、あがって、あがって。」

・・・・・・・・・・

お客様「で、お願いしたいものは・・・・っって、あんた!?

いつもの人と違うじゃないの!?!?

スタッフ(さっき、そう言ったのに・・・・・・聞いてなかったんかい!?)

 

・・・・・決してコントやっているわけではなく、

こういう話もしばしばあります・・・・・・

        

 


お香の楽しみ

2008-02-24 13:52:22 | 商品のこと

ご存知のように、香道では室町時代以来、

様々なお香の特徴や香りを「六国五味」という言葉で表してきました。

香木の産地をあらわす「六国」と

香木の香りの特徴を現す「五味」です。

「六国」とは「伽羅」「羅国(タイ・シャム)」「真南蛮(インド マラバル地方)」

「真那賀(マレーシア・マラッカ)」「寸門多羅(インドネシア・スマトラ)」

「佐曽羅(インド サッソール)」。「伽羅」だけはサンスクリット語の「黒い」という

言葉から来ています。

そして「五味」は「辛・甘・苦・酸・鹹」のこと。

 

これらの微妙な香りの違いや組み合わせを

本格的に楽しもうとすると、香木やら聞香用の道具が

あれこれいりそうで、なんだか敷居が高い・・・・・

お香に興味はあるけどしり込みしてしまう人も多いのでは?

 

そんな時はこれ!!

梅栄堂さんの「圓成シリーズ」

「ベトナム沈香:甘味の香り」とか「インドネシア沈香:カリマンタンの香り」

など、産地と香りがストレートに表記してあります。

お線香のカタチになってるから

手軽に焚けるし・・・・・。

お香の違いを確かめてみる入門編としてお勧めです。

 

 

 


これまた、新製品のお仏壇

2008-02-22 13:36:11 | 商品のこと

これまた、新入荷のお仏壇です。

大きさは、いわゆる「ミニ仏壇」と言われる、

タンスの上とかに置けるタイプ。

ご覧のとおり、明るい色調。最近人気の「家具調仏壇」です。

四方の外側に施してある円柱のような柱が

ますます、ギリシャ風、というかローマ風、というか、

要するに、「洋風」です。

 

しかし、このお仏壇の真骨頂はそんなところにはありません

なんと、掟破りの「写真立」付

両側の青い矢印の部分が取り外しできるフレーム。

真ん中は台の部分ごと動かせる写真立になってます。

オマケにダウンライト付。

 

これまで、仏壇に写真は入れないもの、とされてきたのですが、

この商品の場合は3箇所も!!!

 

メーカーさんによると

「『お仏壇』というよりも

「無宗教」のメモリアルチェスト(と、この部分は私の勝手な命名ですが)

と思ってください」とのことでした。

 

まぁ、それならアリ、かな?

キリスト教の人でもOKなわけだし。

何より、色合いの明るさ、やわらかさは秀逸です。


クレームあれこれ

2008-02-21 13:32:04 | 本音

商売をしてると「クレーム」はつきもの。

簡単に解決できるものから、時間もお金もかかるもの、

種類もレベルも様々です。

 

以前あったクレームは・・・・。

1ヶ月くらい前にお仏壇を納品したお客様からの苦情。

曰く、「ロウソク立が左右で形が違う!!」。

弊社の場合、通常お仏壇には仏具もセットになっています。

そこで付属しているロウソク立は「五具足」といって

花立1対・ロウソク立1対・香炉1個、という5個セットになっているもの。

写真のようなもので、よほどのことがない限り、

本来1対になっているロウソク立の形が違う、などということはないはずです。

 

首をひねりつつも、ともかくスタッフがお客様のところへ。

そこで彼が眼にしたものは!!!

確かに、左右違うカタチに置かれたロウソク立。

お客様、いつの間にか写真の青矢印の部分

 この、ロウソクを立てる芯の部分をはずして

さらに、ひっくりかえして置いてらしたんですねぇ・・・・・・。

 

無事、上下を元に戻して、芯をさして、クレーム処理完了。

しかし、なんでこんなことになったのか????いやいや、

迷子になろうと思って迷う子はいないよ。

 気がついたら迷子になってるんだ』とは村上龍の「共生虫」の中のセリフ。

気がついたらこうなってたのよね、きっと。

 

ともあれ、この程度は笑えるクレーム。

クレームのうちにも入らないかもしれません。メデタシ、メデタシ。

 

 


ちょこっとゴージャス?なお香

2008-02-19 13:42:18 | 商品のこと

写真のお香はお線香メーカー「大発」さんのお部屋焚き用のお香、

「極上 沈香」です。

大発さんというと「わかば」とか「丹花」のシリーズが有名です。

どちらかというと「お香らしくない」香り、というか

はっきりいって「キツイ」匂いのものが多いなぁ・・・という個人的イメージでした。

(大発さん、ごめんなさい)

 

でも、この「極上 沈香」、その大発らしさがいい感じに出ているお香です。

まず、香りが「沈香」と言いつつも、いわゆる渋~~いお香の香りではなく

適度にやわらかく、華やかな香りになっています。

派手なお花の香りとかアロマっぽい香りではなく、

確かに和風の香りなんだけど、甘さを含んだ優しい香り。

 

そして、スタッフ一同、「いい!!」とハイテンションになったのが、

その姿。

青みがかった紫に、なんとラメ入り

ゴージャスです。

おもてなし前の玄関にぴったり。

客間にぴったり。

小さな渦巻きですが、店で焚いてみると約3時間もちました。

(メーカーの発表では約2時間)

10巻入りで2,000円(税別)だから約200円で2時間~3時間

アヤシイ香りにどっぷり浸れることになります。

 

お得です。・・・・・・たぶん。


神の棄てた裸体

2008-02-18 14:05:31 | 私の本棚から

まだ読みかけなのですが

「神の棄てた裸体」は単身イスラムの世界に入り込み

「男女の営み」という観点からイスラム世界の現実に迫ろうとした

ルポタージュです。

 

こういうルポは取材者がしっかりしてないと

変に取材対象に肩入れしてしまったり、

単なる「マレビト」で終わったりしがちです。

でもこの本の著者はなかなかどうして絶妙のバランスで取材しています。

 

読み進めると「悲惨」というよりもさらに救いようのないような

行き場のない暗澹とした気分になることもあります。

理屈や道徳でなくただ、「生きるために」「生きる手段を選べない」

人々の多さに呆然とします。

 

その事実をわずかながら聞きかじり、嘆いてみたり

憤ってみたり。ただ、それだけ。

当事者でない私たちにできることはほとんどありません。

でも、知らないよりはいい、と思っています。

何もできないけれど

安易に批判したり拒否反応をしめしたりするよりはいい、と思っています。

 

以前、辺見庸のもの食う人びとを読んだときにも

そんな風に思ったことがあります。

当事者を自分たちの論理で非難したり、蔑んだりするのはたやすいこと。

でも当事者には当事者のやむにやまれぬ現実があるのだ、と。

あくまでも異文化に触れた場合の話ですが。

 


スーパーの反射神経

2008-02-16 13:30:55 | よろづ考察

昨日に引き続き「近所のスーパー」ネタですが。

最近微妙に様変わりしているのが

冷凍食品コーナーのまわり。

言わずと知れた「餃子事件」の影響です。

まずニュースが流れた翌日くらいにはJTの商品は撤去されていました。

ここまではまぁ、どこでもやることでしょう。

そして各製品の傍に「生産工場:日本」とか「生産工場:中国」という

ポップ。なかなか素早い対応です。

 

そしてさらに昨日、ふと気がつくと冷凍食品のショーケースの近くに

「お弁当応援コーナー」なるポップが。

積んであるのは佃煮とか塩昆布とかの日持ちのする「ごはんの友」の類でした。

冷凍食品は今やお弁当のおかずに欠かせないものになっているけれど

最近のニュースで買い控えているお母さんも多いはず。

ならば、その冷凍食品の穴を埋めるものを提案します

というコーナーのようです。

なるほどねぇ。

 

題の商品を撤去するだけでなく

次の一手まで提案してしまう売り場作りのアイデアに感心してしまいました。

 

季節や行事、テレビで話題の商品などあらゆる情報を

素早く取り入れアピールする、スーパーの売り場の反射神経。

ミーハーといえばそれもそうだけど

学ぶところも多いと思います。

 

 


ちょっと気になる「スープヌードル」

2008-02-15 13:40:08 | 一般人のつぶやき

このところスーパーのカップ麺売り場でなんとなく違和感を感じること数回。

なんなんだろう????

と、よくよく見ると、山積みされたカップ麺のパッケージ、

「日清のスープヌードルシーフード

カップヌードルのシーフードそっくり

一瞬、他所の企業がパクったのかと思いましたが、やっぱりこれも日清の製品。

バリューカップシリーズ」として低価格市場への

日清製品の浸透を目指して開発されたもの、だそうです。

その戦略はこちらのHP「鈴木貴博のビジネスを考える目」という

文章に詳しいのでそちらを参照してください。

 

それにしても私、このところの原材料高騰にあたり、

価格を抑えた商品の開発が必要になったのかと思っていました。

さらに、この商品、発売は2006年3月

発売から1年が経とうかというところで、やっと山口県は柳井という

地方都市にお目見えしたことになります。

 

狭い日本、でも東京と地方はやっぱり遠い!!ということでしょうか・・・・