「あーーー!!うどん食べたいっ!!」
と、思ってしまう本。
重松清 「峠うどん物語」(@図書館で借りた)
主な登場人物は
主人公の女子中学生
その両親(ともに小学校教諭)
父方の祖父母(市斎場前でうどん屋を営む)
という設定。
少々大人びた女の子と
いたって普通で健全な両親
そして頑固一徹、うどん職人のおじいちゃんと
そのおじいちゃんといいコンビの
世話好き、人好き、話好きのおばあちゃん
・・・と、一昔前のホームドラマによくありそうな
言うなればベタな人物像。
が・・・・
つかず離れず、突き放さず
人情の機微を細やかに、丁寧に描き出す
著者の筆力にぐいぐいひきこまれまして。
夢中で読んでいるうちに
「あーーーー!!うどん食べたいっ!!」って
思ってしまう物語でした。
ついでのことに、
ワタクシ、こういうひき込まれるような物語をよむと、
ついつい
「これ、映像化してほしい」と夢想し
勝手にキャスティングして物語を2度楽しんでしまう、
というアヤシイ性癖の持ち主です。
今度の場合は・・・・
やっぱりベタだけど(って、最近の俳優さんはあまり知らない)
主人公の女の子には 志田未来ちゃん
お父さんは 加藤浩次さんのイメージ
お母さんは・・・・・・本上まなみさん・・・・かな???
で、おじいちゃんとおばあちゃんを
「おくりびと」のコンビで
笹野高志さんと
吉行和子さん
あたりか???
おばあちゃんのキャスティングが難しいところ。
もうちょっとトシとってたら
もたいまさこさんなんていいようなきがするんだけど・・。
ご意見をお待ちしております。