先日、仏壇を見に来られたお客様。
「小さい仏壇でいい。小さいものしか入らない」とおっしゃるので
詳しく聞いてみると、「幅は90cmあるけど高さが110cm」
「下の段が高い」「上から下までだったら172cmくらいはある」等々・・
なるほどなるほど・・・それはもしかして押入れと同じ状態なのでは??
余談ですが、お客様がお仏壇を置く予定の場所を測って来られている場合
どれくらい具体的にその場所をイメージできるか?で
その後の商談の進み具合が違ってくるように思います。
今回のお客様の場合、やっぱり押入れの一部を仏間(?)に
あてようとお考えでした。
でも、でも・・・・・現在の高さではホントに小さいお仏壇しか入りません。
高さはフィットしても幅が足らずに間延びした感じになるかも。
それに、高い位置のお仏壇はお勤めも立ってするようになり
かなり年配のこのお客様にはしっくりこないような気がしました。
そこで、押入れをリフォームして中段の棚をなくし、通常の大きさ
(まぁ、ふすま1枚分くらい)のお仏壇を入れることをご提案しました。
今、押入れに入っている荷物をどうするか???としばらく悩んだお客様
でしたが、結局お勧めした方法でご契約いただきました。
わが社では(というよりこのあたりの仏壇屋はほとんどかも・・・)
こういった仏間のリフォームはサービスで行っています。
押入れを仏間に、とか地袋付の仏間の地袋をとってふすまサイズの仏壇が
入るようにするとか、反対に、地袋をつけるということもあります。
現在は契約している建具屋さんにお願いして、たいていのリフォームは
一日で終わります。
もちろん、実際にリフォームする前には担当者と建具屋さんが契約していただいた
お客様のところにお伺いして、挨拶とリフォームのための下調べ(仏間の確認)を
します。
今月なんか、お隣の福岡県への配達&仏間リフォームという契約が
入ってます。時間節約のため、配達とリフォームを一日でやっつけます。
仏壇と一緒に建具屋さんも福岡まで強制連行し、
担当者も手伝って仏間をリフォーム。
一気に納品して帰ってくる、という予定です。
人の良い建具屋さんでホントに良かった・・・・と思っています。