本日のお客様から伝え聞いたお話の受け売りですが・・・
数年前から高騰を続けているお香の原料。
沈香やら伽羅やらはすっかり希少価値。
昨年軒並みお線香が値上がりした際にも
原料の輸出規制のためだとかいろいろ言われていました。
でも、今日のお客様の説によると、
「ベトナム戦争で撒かれた『枯葉剤』の影響で
沈香がダメになった」ということでした。
水中で微生物によって熟成（？）される沈香なら
さもありなん、という感じです。
お客様の話には後日談があって、
その後、精神状態が不安定になったベトナム帰還兵の
治療に有効とされたのが『アロマテラピー』
しかも『沈香』だったというのです。
確かに沈香には鎮静作用があると言われてますね。
沈香を破壊したのもアメリカなら
残り少ない沈香を買い付けたのもアメリカだった、というお話でした。
異論もあるかもしれませんが。
改めて、ベトナム戦争（ベトナムに限らず戦争というものすべて）
何とも不毛で取り返しのつかない破壊行為であることか、と思います。
そういえば以前、お盆前にこんな問い合わせも。
「知人の家が今年、初盆でキリスト教なんですが
キリスト教向きの『盆提灯』ってありますか？」
『お盆』という発想そのものがキリスト教にはない、ということを
ご説明した上で、
「どうしても何かして差し上げたい、ということであれば
お花などがよろしいのではないでしょうか？」とお答えしました。
仏教の考え方って、恐ろしいくらい日本人の生活に染み付いてるんですね。
キリスト教的発想の欧米人と生活パターンにおいてどこがどれくらい違うのか
興味が湧いてきました。
「位牌をつくりたいんだけど」とお客様。
「こちらへどうぞ。（浄土真宗ではありませんように・・・」
お客様：「これって、宗派とか決まりあるの？」
「（きたきた・・・）浄土真宗では位牌は作りません。それ以外のご宗派でしたら
どれを選ばれても結構です」
「大きさとか、形にご希望はございますか？」
お客様：「いや～～あまり小さいのも可哀相だし。
金きらしたのは嫌だし・・・・」
「（ほっ。浄土真宗じゃないみたい）それでしたら、紫檀・黒檀などで札丈4寸くらい のこちらはいかがでしょう？」
お客様：「うん、いいね。それにしよう。ところで名前は書いてもらえる？」
「戒名は彫るようになりますが・・・（中にはお寺様が書いてくださるところも
あるけれど）」
お客様：「いや、彫っちゃだめなの。位牌になるから」
「・・・・（位牌なんですが）」
お客様：「キリスト教だから。彫っちゃだめなの」
でもお客様が選ばれたのは、台座に蓮華の彫りのある、
思いっきり、仏教のお位牌だし。
そもそも、キリスト教に「位牌」という発想はないだろうし・・・・。
でも、お客様は何の疑問もためらいも感じていらっしゃらないし。
こんな時は、えーーーい、ままよ！！！となります。
とりあえずご希望通りにいたします。
心に念じます。「（私たちは宗教家じゃないんだから・・・・）」
神様、私にバチをあてないで。
朝一番、お客様から問い合わせの電話が。
「生前葬に招かれたんですけど、
包みの表書きは何て書いたらいいんでしょう？」
「へっ？はっ？はぁ～～
」
店長にバトンタッチして、時間を稼ぎつつ
あわてて調べました。
「御花料」あるいは「御香典」というのが
一番無難なようです。
店長も「まだ『霊』にも『仏』にもなってないんだから、
お香代、ということでいいんじゃないですか」と
お答えしていました。
キリスト教とか無宗教なら「御花料」あたりでしょうか。
それにしても、「生前葬」なんてハイカラなこと、
こんな田舎で間近に耳にするとは思いませんでした。
生前葬、にしても生前契約にしても、いろいろな埋葬方法にしても
かつてないくらい「葬」とか「死」に対するタブーの感覚は
薄れていて、元気なうちから皆さんあれこれと計画されるようです。
「自分らしい葬儀を」と望む気持ちもわからないでもないけれど
「そこまで自分でコントロールすることなのか？？」という
わずかな違和感も感じます。
また、葬儀のしきたりについての地域色が薄れていくようで
少々残念な気もします。
誰もが行く道だからこそ、議論は尽きませんね。
先日来のひどい黄砂で気が付けば
お店のガラスはカサカサ、がさがさ・・・
こりゃ、いくらなんでもみっともない、
というわけで本日は窓拭きです。
表入り口だけで16枚のガラス・・・
私のガラス拭きセットはバケツとケバのたちにくい雑巾と
新聞紙のみ。あ、ゴム手袋は必須です。
雑巾でざっと汚れをおとし、新聞紙で拭きあげる、というパターン。
少々力と時間がかかりますが、変にガラス用洗剤とかを
吹き付けつつやるより、キッパリときれいになります。
「窓拭きは新聞紙に限る！」と思っています。
たかがガラス拭き、だけど「私流」みたいなのが
できあがると結構楽しいものです。
ここまで汚れてると、掃除の成果はばっちり目で確認できるので
やりがいはあるし。
スクィージーという便利でしっかりきれいになる道具も
知ってはいるのですが・・・
わが社の入り口、格子が入ってるのよね
白い壁に、黒い格子・・・・
うどん屋と間違えてお客さんが入ってきたことも
一度や二度じゃないそうな・・・・。
たいていの占いにおいて、
「自分に都合の悪いことが書いてあったら、信じない」という
ワガママな姿勢を貫いている私ですが・・・・・
何故だか「夢占い」だけは気になる。
火事の夢は吉、とか歯が抜ける夢は凶、とかそういうことが
妙に気になるのです。
で、あまり吉夢とは思えないような夢を見た場合、
何とか厄落とし、というか験かつぎをしておかないと
落ち着かない。
その効果的な方法を知らないのが悲しいんだけど。
とりあえず、「誰かに話す」です。自分ひとりの胸に収めておくと
夢のパワーが充満しそうなので。
誰かれなしにしゃべって、自分の中から追い出そうとします。
反対に、吉夢は黙ってます。
ちなみに、昨日は「雷と花火が入り乱れて鳴り響く」夢を見ました。
「人にしゃべりたくなるほう」の夢でした。
夢のパワーって、どの程度信用できるものなのか
わからないけれど、北条政子は妹から吉夢を買ったとかいう
話もあるくらいだし、少しは人の意識しだいで
なんとかなるものかしらん？
遠藤周作さんのエッセイで、デジャヴュに関して
「夢に見た風景をせっせとメモしておくと、
実際にその風景に出くわすことがある」という一節があったっけ。
私もメモでも・・・・と思うけれど、ハリー・ポッターも真っ青、と
思うくらい、荒唐無稽＆脈絡のない夢が多いので記録がとりにくい！！
・・・それにしても、正しい夢の厄落とし（そんな言葉があるのか？）
ホントにどうやるんでしょう？？？？？
マーフィーの法則、というのが流行ったけれど、
ホントに続けば続くもので、
今日は朝から位牌のお客様3連発。
しかも、そのうち2件が
「浄土真宗（本願寺派）だけど位牌をつくりたい」
というご相談。
原則として「過去帳」であることはご存知なだけに、
もはや、何とも言いようがない。
「過去帳て、何か意味があるんですか？」
などと問われた日には、僧侶でない私にはとおり一遍の説明しかできない。
そもそも、「位牌でないと物足りない！！！」と思っていらっしゃる
お客様の心のスキマ（！？）はどんな説明でも埋められない！！
とりあえず、
「正式ではないけれど、それでお客様の気が済まれるのであれば・・・・」
という曖昧な結論に達します。
「ああ～～また、御宗派の宗旨をしっかり説明できなかった、勉強不足
」
と、天使の私。
「ま、それでお客さまが満足なら、いいよね。
私は宗教家じゃないし。気を悪くさせてまで正式な形にこだわることないわい」
と、アクマの私。
本日入荷の新商品。
腕輪念珠、とか数珠ブレスとか呼ばれるものです。
ウリは微妙に美しいグラデーションになっているところ。
左上が紫水晶、右上がメノウ、真ん中は琥珀のグラデーション。
￥12,000～15,000というところです。（交渉しだいで値引きもアリ）
紫水晶のものなんて、紫から透明部分への変化が
ちょっとノーブルで、色白ですっきりした雰囲気の年配の方に
つけていただきたい、と思うのですが・・・
ただ・・・・
こうもしっかりグラデーションだと、
切れたときの修理が思いやられます。
そろそろかな？？？と冷や冷やしていたノートＰＣが
ついにダウン。
上司と相談の結果、新しいＰＣを買っていただくことになりました。
設置されたＰＣに、ひとしきり
「早い！！」
「きれい！！」
と喜んだのもつかの間。
長年の間にあっちを足し、こっちを加えしていたソフトや資料の
引越しの面倒なこと。
以前のバージョンで作ったために、使い物にならないＷｏｒｄ文書は
あるわ、
見たこともないエラーメッセージは出るわ、
念のため、リカバリーディスクも作らないと・・・・なんてやってたら
もう、やだ！！！！！
目と肩がガチガチです。
それにしても、接続とかの基本設定はお店の人に
やってもらったのに、この手際の悪さ・・・
自分の初心者ぶりが情けない。
