当店のある柳井近辺は浄土真宗本願寺派の門徒さんの多いところです。
浄土真宗本願寺派の場合、位牌を作らず過去帳に
法名を記入します。
・・・・ここまではかなり皆さんに浸透してきていて、
詳しい説明は必要なくなってきています。
ところが・・・最近あったお問い合わせは
「過去帳に二つの家の故人の法名を書いてもよいでしょうか?」というもの。
これは・・・・・
いろいろと事情はあるのでしょうが、これはあまりお勧めできません。
よほどきっちりと書いておかないと
後々、二つの家の法名がごちゃごちゃになって、
混乱を招くことにもなりかねません。
それぞれの家で過去帳を用意し、法要などの時にその都度
お仏壇におかれてはいかがでしょうか?
ただ、中には過去帳は故人をしのぶためのよすが
として、記入する人の続き柄にはこだわらない、という考え方の
お寺様もあります。
いずれにしても、とりあえずは仏壇屋ではなく
お寺様にご相談いただくのがベストかと思います。
お寺様によって考え方も微妙に違いますので・・・。
日ごろから、ちょっとしたことを相談しやすいような
お寺様とのお付き合いを重ねておきたいものですね。
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