仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

「話す」技術 「聞く」技術

2008-05-29 13:54:02 | 私の本棚から

正直なところ、初対面の人との会話が苦手です。

接客販売には致命的(?)欠陥であることは自覚しております。

で、「話す」とか「聞く」とかいうテーマの本があると

藁にもすがる思いで手にとってしまいます。

この、宝島社の「仕事力がアップする 『話す』技術 『聞く』技術」

そうやって購入した一冊です。

(余談ですが、最近この「聞く」「話す」に関するタイトルをよく見かける

ように思います。それだけ生のコミュニケーションが希薄になってるって

ことなんでしょうね)

 

この中で、多くの人が指摘しているのが、

「(相手の)言いたいことをしっかり聞いてからでなければ

相手はこちらの話を聞いてくれない」あるいは

「こちらの欲する情報はくれない」ということ。

これは私も普段の接客の中で常々感じていること。

まずはバケツの中の水をカラにしてからでなければ

新しい水を入れることはできません。

 

そして気持ちよく「話してもらう」ためには「聞き方」も大事なポイント。

相づちや表情、しぐさ、視線、自分自身を総動員して

「聞いてます」というメッセージを感じてもらわなければ・・・(これが難しい!!)

雑談の上手い同僚を観察して、参考にすることも・・・。

 

そして、雑談だけでは終われないのが接客・販売というオシゴト。

どこかで上手く誘導して「買いたい」「これが欲しかった」という

気持ちになっていただかなければ・・・・。

そのためにはお客様自身に気づいていただく

「誘導的な質問」が要求されます。

(・・・って、そんなものの決定版は未だ見つかっておりませんが。)

 

それにしても「効果的な質問」で相手自身に「気づかせ」「発見させ」る

って、なんだか授業上手、と言われる教師の手法じゃない???

上手い授業、って「上手いプレゼン」なのかも知れませんねぇ・・・。