長崎県の五島列島出身、というお客さまから聞いた話。
そこではお盆にはお墓にも提灯を飾り、
親族や知人が集まって墓前で飲食(というか宴会?)を
する慣わしがあるとか。
台湾あたりでもお彼岸にお墓で飲食する、という
習慣があるとか。
以前テレビで紹介していました。(細部はうろ覚え・・・・)
「やっぱり、五島列島とかは大陸に近いから、
大陸の風習が残っているのかなぁ???」などと思っていたら、
地域性だけではくくれないのかも・・・。
それはそうと、「墓前で飲食」というとなじみのない人は奇異に感じるかも
知れないけれど、意外なメリットもある、とお客様。
すなわち、
自宅のお墓に参ったついでに、
知人のお墓にもお線香をあげる。
その家の親族と気軽に言葉を交わす。
わざわざ「お線香をあげさせてください」と家を訪ねるのは
大げさでも、お墓というオープンな空間でそれに近いやりとりがあることで
誰もが構えず旧交を温めることができる、というわけです。
なるほどねぇ~~~
長い時をかけて残ってきた風習には
ちゃんと意味があるんですねぇ・・・・。