またまた新入荷のお仏壇。
ん??と思った貴方は
すでにかなりお仏壇を見慣れた人。
そうです、じつはこのお仏壇、
障子の部分に金蒔絵をほどこしたもの。
したがって、通常見えるはずの障子の桟が見えていないのです。
でも、ご心配なく、このとおり、
蒔絵の裏側はちゃんと桟になってます。
大戸の裏に蒔絵、とか変った塗りや仕上げを使う、というのは
今までにも何点かあったのですが、
さすがに障子の桟を隠して蒔絵、というのはちょっと珍しい。
どの程度受け入れられるかはわからないけれど。
でも考えてみれば、この地方では仏壇の障子を閉めることは
ほどんどないし、
大戸の裏に細工をするのと違って、
障子の部分なら普段、お仏壇の扉を開けた状態でも
その意匠を楽しめるし、なかなかgoodな場所なんじゃないかと思ってます。
あえて言うなら、障子の桟が見えないと、
「面」ばっかりに見えてちょっと息苦しい感じがする恐れもあり。
ファッション誌的にコメントすれば
「もうちょっとヌケ感が欲しいかも」。
感じ方は人それぞれだろうけど。