チェコ・プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」です。
まずは、「レトナー (Letná) 地区」で撮られたもので、プラハ城麓の東側から北側にかけての風景です。
ホトコヴァ (チョトコヴァ、Chotkova) 通りに面している、「ホテル・ホフマイスター」(Hoffmeister) です。玄関先には、現代的な彫刻が置かれています。
丘をゆるやかに登る歩道で、レトナー公園の一部です。
通りに架かる、小さな橋です。
この橋は、1998年に建設され、その費用はヴァーツラフ・ハベル大統領とその妻の財団が、資金を提供したそうです。
小さな橋からは、下の道路を通るトラムのほか、市中心部やレトナー丘陵を眺めることができます。
写真のトラムですが、タトラT3R.PLFタイプや、T3R.Pの2両連結が走っています。
クラシックカー・スタイルの車を使った、観光客向けの丘巡りも、盛況なようです。
北側にある名所は、プラハ城の元王立庭園で、ベルベダー (ベルヴェデーレ、Belveder) と呼ばれていて、ここには、「アン女王の夏の宮殿」(letohrádku královny Anny) があります。
宮殿は、1538年~1565年にかけてフェルディナンド1世 (1526~1564) が、妻のアン女王のために建てました。イタリア・ルネッサンス建築で、柱の下部には、ローマ神話を題材にしたような絵 (ロムルスとレムスなど) が彫られています。
庭に置かれている彫像は、彫刻家「ヤン・シュトゥルサ」(Jan Štursa、1880-1925) の「優勝者」(Vítěz) という作品のようです。
宮殿の、「クラーロヴスカー庭園」(Královská zahrada) には、1568年に金属細工師の「トマーシュ・ヤロシュ」(Tomáš Jaroš) により造られた、「歌う噴水」(Zpívající fontána) がありますが、現在は補修中のようです。(置かれているのは、オリジナルではなく複製品のようですが)
「ラジオ・プラハ」から、1994年にいただいたベリカードに、この「歌う噴水」を使ったのがありました。
上の水たまりから落ちる雫が、下の水受けボウルの縁に当たると発する音が、聴く人に甘い音色を呼び起こすことから、こう名付けられた、とのことです。
作業車に乗るのは、庭師の女性です。
ベルベデールからは、プラハ城、古い要塞跡のほか、目を転じると、チェコ国旗が掲げられている政府庁舎、広々とした公園、の素晴らしい景色を眺めることが出来ます。
ここには、トラムの「クラーロヴスキー・レトフラデク駅」(Královský letohrádek) があり、前に市内の広告として紹介した、観光ヒストリック・トラムが走っている42番ルートの停留所になります。
通りを挟んだ向かい側には、数多くの別荘が建っていたり、かつては駐屯地の兵舎への門だった建物が、今でも残っています。
ホトコヴァ通りに面しては、1852年に建てられた「ボヘミアン・ライオン」と呼ばれる、チェコのライオン像が置かれています。1949年以前は、遠く離れたマサリク駅のそばにあったのを、この場所に移されたそうです。(右はネットからの写真です)
次は、市内の街路での写真です。観光者用のクラシックカー・スタイル車です。
電動スクーターの多くは、歩道(禁止)を危険走行しています。
ストリート・ミュージシャンが戻ってきており、ヴァーツラフ広場には、アコーディオン奏者や、ペアの楽器演奏者もいます。
また、通りにはハトがいて、人が通っても、逃げずにいます。
ところで、チェコ語の地名や人名のカタカナ表記ですが、いろいろな表記が出てきて、いつも頭を悩まします。日本語の問題でもあるのですが、どれが現地で通じるのか、良くわからないところです。
ここに出てくる「Belveder (=summerhouse)」も、「letohrádku královny Anny」のことを言っていたのが、この辺り全体をさすようになってしまったようなので、言葉も時とともに変わっていく、ようです。
まずは、「レトナー (Letná) 地区」で撮られたもので、プラハ城麓の東側から北側にかけての風景です。
ホトコヴァ (チョトコヴァ、Chotkova) 通りに面している、「ホテル・ホフマイスター」(Hoffmeister) です。玄関先には、現代的な彫刻が置かれています。
丘をゆるやかに登る歩道で、レトナー公園の一部です。
通りに架かる、小さな橋です。
この橋は、1998年に建設され、その費用はヴァーツラフ・ハベル大統領とその妻の財団が、資金を提供したそうです。
小さな橋からは、下の道路を通るトラムのほか、市中心部やレトナー丘陵を眺めることができます。
写真のトラムですが、タトラT3R.PLFタイプや、T3R.Pの2両連結が走っています。
クラシックカー・スタイルの車を使った、観光客向けの丘巡りも、盛況なようです。
北側にある名所は、プラハ城の元王立庭園で、ベルベダー (ベルヴェデーレ、Belveder) と呼ばれていて、ここには、「アン女王の夏の宮殿」(letohrádku královny Anny) があります。
宮殿は、1538年~1565年にかけてフェルディナンド1世 (1526~1564) が、妻のアン女王のために建てました。イタリア・ルネッサンス建築で、柱の下部には、ローマ神話を題材にしたような絵 (ロムルスとレムスなど) が彫られています。
庭に置かれている彫像は、彫刻家「ヤン・シュトゥルサ」(Jan Štursa、1880-1925) の「優勝者」(Vítěz) という作品のようです。
宮殿の、「クラーロヴスカー庭園」(Královská zahrada) には、1568年に金属細工師の「トマーシュ・ヤロシュ」(Tomáš Jaroš) により造られた、「歌う噴水」(Zpívající fontána) がありますが、現在は補修中のようです。(置かれているのは、オリジナルではなく複製品のようですが)
「ラジオ・プラハ」から、1994年にいただいたベリカードに、この「歌う噴水」を使ったのがありました。
上の水たまりから落ちる雫が、下の水受けボウルの縁に当たると発する音が、聴く人に甘い音色を呼び起こすことから、こう名付けられた、とのことです。
作業車に乗るのは、庭師の女性です。
ベルベデールからは、プラハ城、古い要塞跡のほか、目を転じると、チェコ国旗が掲げられている政府庁舎、広々とした公園、の素晴らしい景色を眺めることが出来ます。
ここには、トラムの「クラーロヴスキー・レトフラデク駅」(Královský letohrádek) があり、前に市内の広告として紹介した、観光ヒストリック・トラムが走っている42番ルートの停留所になります。
通りを挟んだ向かい側には、数多くの別荘が建っていたり、かつては駐屯地の兵舎への門だった建物が、今でも残っています。
ホトコヴァ通りに面しては、1852年に建てられた「ボヘミアン・ライオン」と呼ばれる、チェコのライオン像が置かれています。1949年以前は、遠く離れたマサリク駅のそばにあったのを、この場所に移されたそうです。(右はネットからの写真です)
次は、市内の街路での写真です。観光者用のクラシックカー・スタイル車です。
電動スクーターの多くは、歩道(禁止)を危険走行しています。
ストリート・ミュージシャンが戻ってきており、ヴァーツラフ広場には、アコーディオン奏者や、ペアの楽器演奏者もいます。
また、通りにはハトがいて、人が通っても、逃げずにいます。
ところで、チェコ語の地名や人名のカタカナ表記ですが、いろいろな表記が出てきて、いつも頭を悩まします。日本語の問題でもあるのですが、どれが現地で通じるのか、良くわからないところです。
ここに出てくる「Belveder (=summerhouse)」も、「letohrádku královny Anny」のことを言っていたのが、この辺り全体をさすようになってしまったようなので、言葉も時とともに変わっていく、ようです。