こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年11月5日 月曜日 「夜の雑考 ~消えぬ童貞心~」

2012-11-05 22:23:30 | 雑記帳


この土日もひたすら寝て過ごした。
今日、月曜も、首の痛み・抑うつに相変わらず包まれていた。
だからと言って、周囲の「他人」にガタガタ言われる覚えはなく、やるべきことは淡々とやって済ませた。

土日寝る中で、たくさんの夢を見た。
その中の一部分だが、菅野美穂ちゃんが出てきた。
夢の中では、私も彼女もとても貧しかったが、一緒になろう、と籍を入れて、安アパートに2人で住みだした。
その部屋は、古い色褪せたタタミ・・・昭和のアパートの一室的でもあるが、広い広間の一角をカーテンで仕切った間借人のようでもあった。
古びた木枠窓のすりガラスから、秋の白い空が見えた。
狭い空間にはコタツがあった。

菅野美穂ちゃんが、いつもほがらかであるのに対して、この夢の中に出てくる彼女は、寂しそうで・うつむき加減の過去を引きずっていた。
そんな彼女に「大丈夫だから」といつも声を掛けて、抱きしめた。
なんとか笑顔を引き出そうとする自分。

***



NHK朝の名作ドラマ「ゲゲゲの女房」に出てくる調布ののどかな風景をも思わせる、東京の水辺の土手がある下町。
その土手の道に、松尾芭蕉の銅像がある。空をカラスが飛んでいる。
その土手を歩くとアパートはある。

どういうわけか?、会社で仕事上付き合いのある役員が家に来るというので、貧しいながらも、手料理とお酒を用意する。
狭い空間でみなコタツに入りながら、精一杯のもてなしをして、その後、自分が夕方、自転車をころがしながら帰り道を送って行った。

彼女との生活は、ささやかで貧しいけれども、心が通じ合った暮らしだった。
とても切ない夢だった。

***



かつて、自分は何度か結婚寸前まで行きながら失敗している。
その結果、今、独身で居る。

2012年の日本。
外を歩いていたり、電車に乗っていると、多くの「ばいた」に出会うことが多くなった。
「私ってセクシーで魅力的でしょう?」と言うボディーランゲージ/アピールをしながら、世間を跋扈している。
それぞれの女から、スケベな服装やスケベなパーツや化粧などという外装を差し引いて・取り外してしまうと、残るものは何だろうか?
見る楽しみは覚えながらも、ふとそんなことがよぎる。

逆に言えば、みにくくてもエロと化粧と手術などをまとえば、男を惹き付ける・役立つモノへの「変身」に手が届くのである。
届くとなれば、手を伸ばす心境は、みにくい自分には理解出来る。

小学生の頃、1組の中に本当にステキな女の子が居る一方で、
将来「そーいう」商売で生きていくんだろうな、というにおいをたたえた子が居たことを想い出す。

***

男女の付き合いに、SEXの要素は抜きにして語れない。
理屈やきれいごとで済まないのは、重々承知の助。
しかし、それのみの結び付きだけでは、さみしいし、一緒に居られる決断には至らない。

過去、何度か結婚を決断しながら、破綻した際の、心の痛手は死にたいような想いだった。
自分が「結婚」を決断した女性は、いずれも、性的要素のみではなくて、ずーっと一緒に居たいと思わせる人だった。
そういう人は、不思議とみんな似ていて、表裏の無い、どんなときにも性格や表情が変わらない・天然色をした人だった。

不思議なものである。
それは好きな女優さんなどにも通じていて、麻生久美子さん・山瀬まみちゃん・優香ちゃん・堀北真希ちゃん・菅野美穂ちゃん。。。
アナウンサーでいえば、八木亜希子さん・竹内香苗さんなどは、明らかにそういう系譜に属している。

***

夢に出てきた菅野美穂ちゃんの様は、伊集院光さんがよく言う・童貞たちが「自分らの都合の良い方向に」「寄せる」という行為そのもの。
そんな妄想が、脳に拠ってなされた結果、夢に現れたのだろう。

しかし、自分は、菅野美穂ちゃんを抱きしめたい「まで」は素直に想うが、SEXをしたいという気持ちには直結しない。
むしろ、愛おしくて、ずーっと一緒に暮らしたいという想いを抱かせるかわいさがある。

見ているだけで穏やかな気持ちになる。
未だに自分の中に眠っている童貞心をくすぐる。
不思議なヒト。



***

自分が、みうらじゅん先生・伊集院光さんに抱くシンパシーの一端は、長きに渡る童貞時代を過ごし・その病気をこじらせ・気の狂いそうに・女性を・優しさを・渇望した痛い夜を越えてきたこと。
そして、それを未だに引きずっている点であろう。

男が女と違う点は、いくら女性経験を経ても、男が童貞を卒業した証拠は、実は何も残らない。

みうらさんは「気持ち悪い」と周囲に言われながらも、わが道を突き進んだ結果、今ではすっかりカッコイイ姿になった。
奥さんが居たというのに、Birdと不倫し・子供まで産まれてしまうに至る。

伊集院さんも「一生、自分は女性とは縁が無いんだろうなあ・・・」と思っていながらも、結果、篠岡美佳さんと結婚し、しあわせを手に入れている。
頭の良さと共に、苦労した分、醸造された味のある魅力的な人だと、つくづく思う。
照れから自分のことを披露しない性分でありながらも、時折、ラジオで奥さんとの出来事を語る場面に、奥さんへの愛を感じさせる。
かわいくて仕方が無いんだろうな・・・、そんな風に思う。



ただ、この2人、いくらそうした今があろうとも、過去いかに悲惨な童貞時代があったかは消えていないし、そこにこだわりを持っている。
この2人が語る童貞=DTには、同じ経験を踏んできた自分は、大いに共感を抱く。
たぶん、こういう感覚は、男にしかわからないものであろう。

「やった」「やってない」だけで済む世界だったら、片付けしやすい楽なものだろうか。
やったところで、何も片付かず・消えることの無いものがある。

■ 菅野美穂ちゃん 『サントリー 角ハイボール』CM ■


このCMでの菅野ちゃんのかわいさには、すっかり参ってしまう。
「ほっしゃん」ならずとも。
チキンラーメンのCMで初めて知って以来、約20年経つが、より一層彼女の存在そのものは輝いている。

長々とぼやいた割には、 しょせん女好きのタワゴトに過ぎないのかもしれないが。。。

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3 コメント

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菅野美穗 (三ノ輪銀座)
2012-11-07 23:49:48
菅野美穗さん、いいですね。

最初に見たときに女子高生だった彼女も35歳。
こっちも歳をとるはずです。

彼女は、「家事なんにもしなくていいから来て」
って言われたら結婚しちゃう、って言っていました。
返信する
不治の病に眠れない夜 (かたちんば→三ノ輪銀座さんへ)
2012-11-08 05:11:32
男だったら、みんな、あんなネコさんのような自然体の様にはイチコロでは無いのかなあ。。。。?
つい、そう想います。
というか、単純に自分がそうなだけなのですが。

「タレントじゃないか」=目を覚ませ!と冷静に身近な友人に言われても、妄想病者の自分などは、切ない病に、眠れず掻きむしる夜を過ごしてしまいます。
そして、彼女の、お芝居感覚からは遠い距離に親近感を覚えがちです。
こんな素敵な人の様を見ていると、一緒になれるものならなりたい童貞精神男子は、自分を含めて多いのでは無いでしょうか。。。

三ノ輪銀座さんも見たという女子高生の頃、自分は大阪での20代。
うわーっ素敵なヒト、と思いながらも、ロリコンと言われるのを隠すべく、誰にも言わずに内心だけに秘めていました。

***

最近、自分が日々うなされて過ごした80年代に産まれた人が、もう30代ということに、奇妙な感覚に包まれますね。
ガーン!です。

共に歳をとっていることを全然抜きで、
身近な同僚の40代の女性の中にも、素敵な人が居ることに、驚きを感ずることが多いです。

奥手で、何も出来ない自分は、未だに眠れぬ夜を悶々と過ごすことが多いです。
返信する
Unknown (映画DVD)
2013-03-26 18:47:36
こちらのショートダッフルを購入した際にラッピングバッグを見つけついでに購入?
ビニールかと思いきや、透けない丈夫な和紙みたいなやつだったので良かったです。
このサービスはいいですね。
早速、プレゼントとして使いました?
返信する

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