
短い眠りのあと、いつもより相当早いアラームに苦しみながら起きて仕事へ。
晴天青空。
地方都市へ向かう電車はウィークエンドでばらけていて、圧度低く落ち着く。
現場を歩き回るほぼ肉体労働。
肉体だけの疲れはいつも心地良い。その感覚を忘れていた。
出張先で労働者に配付された幕の内お弁当がおいしい。
たらふく喰ったら、午後一週間+今日の疲れがどっかと押し寄せ、睡魔にとらわれ数分堕ちる。
帰路、美しい夕暮れ。イーノの「2オーヴァー2」が脳内に自動生成される。
都内に戻る電車の車窓は藍色を深めていく。
都内に戻る。
同郷のヒトに逢いに行くかどうかを迷っているうち、心身ともにへたり、今夜はあきらめて家に戻る。
宇宙のほうまで一方通行の想い。それがつのる。
トイレに行く際に見えた顔。眼の下にくまが出来ていた。
イーノの曲を経由して、頭に浮かんだ高木正勝さんの「Journal For People」を掛けてお湯割りを呑む。
■高木正勝 「ピアノ」2002■







