先日、NHKでバレーボールの栗原恵のドキュメント「笑わないエース」という番組を見た。
彼女は、23歳という若さで、全日本チームのエースになりながらも、「現在」に満足せず、決して勝っても笑わない。
そこに彼女の向上心と、短い選手生命を、1戦1戦、身を削りながら、真摯に、バレーボールに向かい合っていることが感じられて、考えさせられた。
彼女は、2年前に、足の親指の根元の「種子骨」という骨の骨折をした。
正確には、「左足有痛性分裂種子骨障害」というらしい。
そのホネの手術をすれば傷みは取れるが、バレーボールはもう出来ない。
そこで、とあるトレーナーに出会い、その部分に負担をかけないカラダつくりを初め、<海外では催眠療法も取られるという>見事にその障害を越えて、一回り大きくなった彼女に成長した。
フジテレビはやたらと勝手に・一方的に「プリンセスメグ」だの恥ずかしい呼称を付けて呼ぶが、そんなやわなものではない、真剣なエースの姿が、今彼女のプレイぶりにはある。
もう、4年前の彼女はここにはいない。
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今日、ナンとか、ギリギリ、8:30に帰宅し、イタリア対日本の試合を見られた。
<松田聖子こと蒲池法子のキモイ顔も要らない。
くだらないタレントの応援も見たくない。
ただ、試合を黙って見させてくれ!>
栗原恵のバックアタック含め、様々な見どころを見て、わくわくしながら、見事、世界2位のイタリアに3-0で勝った!
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明日も、中国との試合で、活躍する栗原恵が見られることに期待したい。