静かでありたい夜。
ついつい珍しく、かなり遅くまで仕事をしてしまったことに因る反動。
とある仕事上の事件が起きたせいで遅くなった。

今日も雨はそれなりに降ってくれて、とても涼しい日だった。
しかし、全くの「想定外」だったのが、関東に居る中、さまざまなエリアの気温が驚くように高いという天気図だった。

じぶんもお袋さんも三ノ輪生まれで、ズケズケと事実をあけすけに・べらんめえにしゃべってしまうので「だから、私は嫌われる」(By北野たけしさん)。
それは重々理解しているし、お袋さんは一貫してトッポくて、幼い頃「ヒステリック」に怒られたものだが。じぶんは、根は同じでもトロくて、内に秘めるタイプという180度の対岸にいる。
今の身近に、ヒステリーとしか言いようが無い女性が居る。
今夜の事件にやたらうるさくヒステリックに仕事の邪魔なしゃべりを延々とするのだが。。。当然ながら、それで何かが一歩でも前に進むことは無い。
じぶんらは、その反対側で、静かに、その事件を如何にして最少限に出来るかな?と考え・語り合う。
起きてしまったことは取り返しはつかない。だが、その被害をどうやったら抑えることかを、淡々と業務遂行するのみである。

三歳で萌芽してしまったキチガイに対して、それが死に最も接近してしまったハタチの頃、様々な精神医学・心理学の本に「CUE」を探して、本を読みあさったが、フロイトだけは認める訳には行かなかった。それは今も変わらない。
何でも性に結び付けて結論めいたことに繋げる事への違和感、そして、やたらと彼の分析に「ヒステリー」という言葉が出てくる点。そんな人は、周囲にはほとんど居ないのに。。。
現代では、ほとんど「ヒステリー」とは死語だが、そんなフロイトを持ち上げる80年代のいい加減な学者・評論家には納得が行かなかった。一方では、そんな中で出会えた、彼の弟子であるユングには、惹かれてやまなかった。

遅く帰宅して、ダウンロードしていた、姜尚中さんと平野啓一郎さんの穏やかなる語りでくくられた対談を聞いていた。
平野さんがおっしゃった「アイデンティティなる概念で、人格が一つという妄念は、『神-自分』なるキリスト教世界の影響に因るものではないか。。。」という語りに「CUE」を感じる。それは、多重人格という単純発想では無い。
二人の穏やかな語り口が、出会った「ヒステリー」を浄化する夜。
ブライアン・イーノの影響も大きいのだが「静かなものが、もし今あったら、それは革命的な何かだと思っている。」(ブライアン・イーノ 1982年)





さくりんさんの影響からかもしれないが、夜道で多くのくちなしの花に出会った。
暗闇の中で、高貴で精神を沈着させる匂いから辿ってくちなしを発見した。
■姜尚中さん・平野啓一郎さん対談 「いきること..こと」について■
ついつい珍しく、かなり遅くまで仕事をしてしまったことに因る反動。
とある仕事上の事件が起きたせいで遅くなった。

今日も雨はそれなりに降ってくれて、とても涼しい日だった。
しかし、全くの「想定外」だったのが、関東に居る中、さまざまなエリアの気温が驚くように高いという天気図だった。

じぶんもお袋さんも三ノ輪生まれで、ズケズケと事実をあけすけに・べらんめえにしゃべってしまうので「だから、私は嫌われる」(By北野たけしさん)。
それは重々理解しているし、お袋さんは一貫してトッポくて、幼い頃「ヒステリック」に怒られたものだが。じぶんは、根は同じでもトロくて、内に秘めるタイプという180度の対岸にいる。
今の身近に、ヒステリーとしか言いようが無い女性が居る。
今夜の事件にやたらうるさくヒステリックに仕事の邪魔なしゃべりを延々とするのだが。。。当然ながら、それで何かが一歩でも前に進むことは無い。
じぶんらは、その反対側で、静かに、その事件を如何にして最少限に出来るかな?と考え・語り合う。
起きてしまったことは取り返しはつかない。だが、その被害をどうやったら抑えることかを、淡々と業務遂行するのみである。

三歳で萌芽してしまったキチガイに対して、それが死に最も接近してしまったハタチの頃、様々な精神医学・心理学の本に「CUE」を探して、本を読みあさったが、フロイトだけは認める訳には行かなかった。それは今も変わらない。
何でも性に結び付けて結論めいたことに繋げる事への違和感、そして、やたらと彼の分析に「ヒステリー」という言葉が出てくる点。そんな人は、周囲にはほとんど居ないのに。。。
現代では、ほとんど「ヒステリー」とは死語だが、そんなフロイトを持ち上げる80年代のいい加減な学者・評論家には納得が行かなかった。一方では、そんな中で出会えた、彼の弟子であるユングには、惹かれてやまなかった。

遅く帰宅して、ダウンロードしていた、姜尚中さんと平野啓一郎さんの穏やかなる語りでくくられた対談を聞いていた。
平野さんがおっしゃった「アイデンティティなる概念で、人格が一つという妄念は、『神-自分』なるキリスト教世界の影響に因るものではないか。。。」という語りに「CUE」を感じる。それは、多重人格という単純発想では無い。
二人の穏やかな語り口が、出会った「ヒステリー」を浄化する夜。
ブライアン・イーノの影響も大きいのだが「静かなものが、もし今あったら、それは革命的な何かだと思っている。」(ブライアン・イーノ 1982年)





さくりんさんの影響からかもしれないが、夜道で多くのくちなしの花に出会った。
暗闇の中で、高貴で精神を沈着させる匂いから辿ってくちなしを発見した。
■姜尚中さん・平野啓一郎さん対談 「いきること..こと」について■