こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

夏の定番 その3 : ヴァンゲリス(VANGELIS) 「南極物語(ANTARCTICA)」’83

2007-08-11 10:35:17 | 音楽帳


暑い~(-。-)
とにかく暑い。

昨日で、会社は終わり、お盆のお休みに入ったものの、とにかく暑くて、エアコンの無い自分は、
せんぷうきを当てながら、ひたすたハダカで、横になって、ぐったりしていた。

誰ですか?今年の夏は、冷夏だと言ったのは!

こんな暑い日には、冷たい世界を想像する。

という訳で、ヴァンゲリスの映画「南極物語」のテーマ曲を聴く。

***

テクノの元祖を、クラフトワークだけと思っている人は多いが、リアルタイムで「シンセイサイザー・ミュージック」の発展を同時代で体験してきた者にとって、ヴァンゲリスは、そういった音楽の1つの大事な先生であった。(まあ、富田勲大先生も重要な人物だが)

琴の音のようなシンセイサイザー。
それによって、極めてシンプルに奏でられるフレーズ。

なんてシンプルでありながら、かたちんばのやさぐれたココロに優しく訴えかける、キレイな音楽なんだろう。

昔から今まで、ヴァンゲリスの奏でる音楽は、いつも幻想的で美しく響いてくる。

そして、犬のタローとジローや高倉健さんのことを思うと、いつも聞くたびにココロがグッとしめつけられる。(・・タロー! ジロー! オレの健さ~んっ!)

***

「南極物語」は実話である。
昭和33年に、第2次越冬隊員は、南極観測船「宗谷」で、南極に向かったが、悪天候に見舞われ・・・・・第1次越冬隊員を収容するのですが、やむなく、15匹の犬たちを仕方なく、その南極におきざりにするのです・・・・・・・

そして、それから・・・・時が流れ、再び南極に行くと・・・・

タローとジローは、生きていたのです(涙)

***

こういう暑い夏だからこそ、では無いですが、みんなにも映画を是非見て欲しい。
ヴァンゲリスの音楽は余りに素晴らしく、胸に迫る音楽のため、「もののけ姫」が出来るまで、日本の映画音楽で、トップのセールスを記録していました。

「炎のランナー」という映画もありましたね。
ヴァンゲリスは、ソロでは「チャイナ」や「野生」といった名作、それに、イエスのジョン・アンダーソンとのジョン&ヴァンゲリスなど、とにかくいろいろな名作があります。

若い人にも、テクノやアンビエントだけではなく、それらの音楽の元祖であるヴァンゲリスという偉大な大先生が居ることを、是非知って欲しいと思います。
コメント (2)
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