こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

ピロリの秋:第11回目Virginia Astley 「過ぎ去りし夏」'83

2005-11-11 00:52:25 | 音楽帳
まずはジャケットの美しさに惹かれた。
次に、風景的な音に惹かれた。
そして、それらから想像した世界、そのもののヴァージニア・アストレイのポートレイトの美しさに惹かれた。

こんなに美しい人が、こんなにも繊細で美しい音楽をしているなんて・・。

ケイト・ブッシュもそうだが、イギリスの音楽の素晴らしさ・奥ゆかしさに、'80年代前半は虜(とりこ)になっていた少年だった私。

XTCと平行して同時期'83年10月1日日本盤「プロミス・ナッシング」【写真】は、ひっそりと発売された。
本国イギリスで発売された12インチの編集盤である。

この「A Summer Long Since Past」(邦題「過ぎ去りし夏」)は、そのB面 4曲目に収録されている。
鳥の鳴く森の音、そこには鐘が鳴っている。
秋の落ち葉舞う道がある。
彼方から、ピアノの調べが流れている。
過ぎ去ってしまった夏を想いながら、秋が木の葉となって舞い落ちる・・。

少年少女のコーラスが流れ、ヴァージニア・アストレイの天使のような声が、それに混じって天に響く。
コメント
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