京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

北野をどり(上七軒歌舞練場)

2023年03月30日 08時34分00秒 | 日記
 3月26日、北野天満宮を神職さんの案内で巡りその後、上七軒歌舞練場で「北野をどり」を鑑賞しました。







コロナ前に一度来て以来なので久しぶりの「北野をどり」です。

西口の入口から入り先ずは2階の茶席へ。







大寄せの茶席ですが、ちゃんと芸妓さんがお手前をされ、舞妓さんが隣に控えられています。

偶然にも正客席、次客席に座った方がお点前されたお抹茶を頂けます。

地元「老松」さんの菓子が出されると思いきや「鶴屋吉信」さんの常用饅頭でした。
(茶席及び建物内部は撮影禁止ですので写真はネットからお借りしました。)





いよいよ演劇の始まりです。



上七軒歌舞練場の緞帳は和紙で作られています。

第一部は舞踏劇「夢のうつし絵」





ストーリーもわかりやすく心がほっこりとする舞踏劇でした。

第二部は純舞踏「東西粋曲抄」



今の時代にも伝承されてきた郷土色を持つ民謡を題材にし、座敷芸として芸舞妓さんが演じられます。

第三部はフィナーレ「上七軒夜曲」




"利休椿に見染められ、ちょっと濃茶の四畳半、、、"「上七軒夜曲」は揃いの黒裾引姿の芸妓さんと、色とりどりの華やかな衣裳の舞妓さんが全員揃う恒例のフィナーレです。

最後に芸舞子さんがタオルを客席に投げられます。



後ろに座っていた「そう京」スタッフのTさんの所に来てキャッチされました。
ありがたい事に僕に譲ってくださいました。
緑色の衣裳の"さと葉"さんのサイン入りです。





観劇前に売店で鶴屋吉信さんの「柚子餅」を、庭園で老松さんの「七軒団子」を購入しました。

下鴨神社が「みたらし団子」の発祥だと思っていましたが、北野もその候補地のひとつのようです。



歌舞練場に吊るされている提灯にも「みたらし団子」の意匠が描かれています。

花街の「をどり」は華やかでいいですね。

4月1日からは祇園甲部歌舞練場で「都をどり」が始まります。
4日のチケットを購入しているので楽しみです。