3月2日は、京都嵐山にある「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」へ。
もとは明治32年(1899)に川崎重工の創始者・川崎正蔵の別荘「延命閣」として建てられました。
名称の「延命閣」は内大臣や大蔵大臣、総理大臣を歴任した政治家・松方正義の命名です。
2015年に「翠嵐」が開業されるまでは「ホテル嵐亭」が営業されていました。
「翠嵐」はマリオットボンヴォイの中でも最高級カテゴリーに属するラグジュアリーホテルです。
① 茶寮 八翠
築100年と言われる茅葺き屋根が特徴的な建物で内部は綺麗にリノベーションされています。
明治時代に8人の詩人が集まり、嵐山の四季の移ろいを詠んだ事から「八賞軒」と呼ばれていた建物です。
カフェだけだとこちらに通されます。
テラス席もあり、気候のいい時期には嵐山や保津川の流れを見ながらのカフェする事も出来ます。
② 庭園
嵐山と保津川を借景にし、芝を張った開放感溢れる空間です。
③ 宴会場「茜」
会議やパーティー、ウェディングに使われています。
未使用時には金屏風ですが、使われる時には
京都画壇の重鎮・ の屏風が使われるようです。
④ 貸切露天風呂
ホテル3階奥街には平成16年(1991)に開湯した嵐山温泉の湯が引かれています。
宿泊者限定でふたつの趣きの異なる露天風呂を楽しむ事が出来ます。
⑤ 客室
3階にある316号室「玉兎(ぎょくと)」ガーデンテラススイートです。
約90㎡の広さを誇り、日本庭園と畳敷の和室が特徴で障子を開けると日本庭園が眺められ、3階に居ながらまるで1階にいるかのような錯覚を覚えます。
客室は全39室あり、その内4つあるスイートルームのひとつです。
ベッドは外国人客の利用を考慮して、低めのシモンズ製ベッドが配置され、クッションは西陣織です。
天然温泉が引かれている露天風呂は自動的に一定量の湯量が保たれる仕組みになっています。
備えられているアメニティはスエーデンのフレグランスブランド「バイレード」が手がけたコレクションホテルブランドオリジナルの物です。
障子には現代作家の絵が使われていて、障子の取手には七宝焼が使われています。
スイートルーム4室を含む17室には天然温泉が引かれています。
次に「旧延命閣」でランチコースを頂きます。