京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

京都府立植物園

2023年03月05日 09時23分00秒 | 日記
 2月28日は京都府立植物園へと来ました。






「季節毎におすすめのルートマップ」や「植物園スタッフ一押し見頃の植物」のリーフレットが用意されていて、園内の見頃を逃してしまう心配がないですね。

総面積は約24万㎡、約12000種類もの植物が植えられ、四季折々に楽しめる植物園です。











園内の梅園には60品種、150本の梅が植栽されています。

梅は薬用として奈良時代以前から中国より渡来したと言われています。

平安時代の御所・紫宸殿前の左近には現在の桜ではなく梅が植えられていたそうです。





蝋梅(ろうばい)です。

江戸時代に渡来した中国原産の落葉樹で、梅と同じ時期に淡黄色の蝋細工のような花を付ける事と朧月(ろうげつ)に咲く事から付けられた和名です。







早咲きの河津桜です。

桜の花を見ると何故か心がウキウキして来ます。
日本人にはそんなDNAが備わっているのでしょうね。



観覧温室は日本最大級で約4500種類もの植物が展示されています。
(今回は入っていません。別料金が必要です。)







また、珍しいのは園内に半木(なからき)神社がお祀りされています。
ご由緒については駒札をご覧下さい。





園の西側には賀茂川が流れ、その左岸は"なからき(ぎ)の道"とよばれ紅枝垂れ桜の名所になっています。







大芝生地特設会場には「早春の草花展」が開かれていて、様々な草花が展示即売されています。







梅花藻(バイガモ)です。

水温が常に14°C前後の清流にしか生育せず京都市内では唯一ここだけで見られます。
5月中旬から9月下旬にかけて白く小さな花を咲かせます。





地面に目を向けると高さが2〜3cmしかない可憐な花を見つけることもあります。











竹・笹園には70種類も栽培されています。
京都は竹の名産地でもあり、春先に産地を車で走っていると道沿いに朝取りの筍が販売されています。

また、トーマス・エジソンが電球を開発した際に八幡の真竹をフィラメントに使い発明に成功したのは有名な話です。

こんな素晴らしい場所が200円の入園料で楽しめます。



霊峰比叡山も遠望でき絶好のロケーションでもあります。

何か考え事をしたい時や、反対に何もせずただただぼ〜としたい時にはよく利用しています。

植物から力を貰えるのでしょうか?何だか心が元気になってくるのを感じます。

桜の季節には期間限定で夜も開園されます。