京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

進々堂東洞院店 ランチ

2023年03月19日 22時13分01秒 | 日記
 3月10日は午前中にTさん主催の「京都歴史探索会」の勉強会がウィングス京都であり、お昼はワンパターンですがいつもの"進々堂東洞院店"へ。

こちらのパンは美味しいのは当然なのですが、店内調理された料理もコーヒーも美味しいのです。



こちらはテイクアウトだけでは無く、店内で購入したパンを頂いたり、店内調理された洋食を頂く事も出来ます。

テイクアウト商品はほとんど?食べているので、こちらでは店内調理された料理を頂くのがベターですね。







注文したのは「ペンネのボロネーゼグラタンととうもろこしスーププレートセット」です。

ほかほかのグラタンにとうもろこしスープにホットコーヒー、、、米(こめ)文化の日本ですが美味しいものはやっぱり美味しいですね。

昼からは勉強会のメンバーと京阪淀駅近くにある「淀水路」の河津桜を観に行きます。


鹿背(かせ)山城跡を巡る

2023年03月19日 08時40分00秒 | 日記
 3月15日は朝日カルチャーの現地講座で南山城に残る鹿背山城跡に来ました。





最寄り駅はJR大和路線の木津駅です。

京都府木津川市の通称"城山"に残る中世期の山城跡で山城国最大級の規模を誇ります。



城主は木津地方一を支配するような国人レベルでは無く、一国を支配する大名クラスの築城と考えられています。

講師の中井均先生は初期には南山城にまで勢力を持っていた興福寺が北方面の防衛の為に築き、後に松永久秀が入り多聞山城の北の守りの為に大規模に改修したと考えられています。







登山口にある西念寺です。
以前に木津川市の文化財特別公開で拝観した事があります。



薬師堂には薬師如来坐蔵、日光菩薩立像、月光菩薩立像がお祀りされています。







戦国時代の山城で石垣はありませんが、防衛施設として切岸や曲輪、土塁、堀切の遺構が保存状態もよく残っている貴重な事例です。






東西約350m、南北約300mの規模を誇り、曲輪I・II・さんを東西に配置し、南側に派生する尾根筋には20以上の曲輪と堀切を構えた構造になっています。







主郭からの眺め。

主郭からは木津川を挟んで京都方面と奈良方面が一望でき、軍事的に重要な場所にある事が分かります。

以前の発掘調査から本丸南端に築かれた櫓台には松永久秀の多聞山城と同様な多聞櫓が築かれていた事が判明しています。





20以上も残る曲輪は綺麗に平面地に削平されています、









山城の防御で重要な巨大な堀切や土塁、畝状竪堀群などの遺構が保存状態も良く残っています。

今回は全ての曲輪を案内して頂きました。

帰りに西念寺を通りかかると閑栖住職さんがおられ、中井先生が20代後半に鹿背山城跡を訪ねた際にお世話になった方て約40年振りの再会だそうです。



「木津の文化財と緑を守る会」の方々が登山道を整備され維持されています。

次は4月26日に滋賀県にあり豊臣秀次が築城した八幡山城跡を訪ねます。