
8月11日、旧三井家下鴨別邸での葉月呈茶を楽しんだ後、「京の夏の旅」で公開されている秀穂舎を見学しました。













② 入口








鴨社資料館秀穂舎はもとは下鴨神社の学問所の絵師だった浅田家の社家邸宅でした。
敷地面積は約400坪あるそうです。

かつてこの一帯には下鴨神社の神職が住み、上賀茂のように社家の町並みが広がっていたそうです。
現在はこちらの旧浅田家と、下鴨神社の神職を務めた鴨脚家(いちょうけ)の邸宅のみが現存するのみです。
邸宅として現存するのは、葵橋東詰の北に建つ鴨脚家だけです。

旧浅田家の建物は、内部はかなり改装されていますが、鴨社公文所画工司の旧宅を復元した貴重な建物です。



下鴨神社の表参道に面して建つ「華表門(かびょうもん)」は鳥居の形になっています。
華表とは、鳥居のことです。
軒下には鴨社(上賀茂神社・下鴨神社)の神紋であるフタバアオイと、鴨の彫刻が見られます。

また、門の脇に建つ石造の文官は、この場所が学問関係者の邸宅だったことを示しているそうです。

歳木(としぎ)
歳神様を招く神籬(ひもろぎ)です。
現在では、民家の門松などにその名残をみることができます。

① 式台

② 入口

③ 蹲踞


④ 茶室


⑤ 第一展示室


⑥ 禊場降り口


⑦ 泉川の禊場
下鴨神社の神官や氏人の家には、御祭神や家の神々が祀られていました。
家の祭事と御本宮の祭祀を奉公するため、泉川沿いの社家には、流れに面して禊場を設け、御祭にさきだち禊をしました。


⑧ 主庭

⑨ 参道から見える禊場
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