Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

『脱アイデンティティ』

2006年01月12日 | Weblog
いろんな締め切りが過ぎつつそのままになっていたり、そうこうしている間に別の諸々の校正がファックスやら郵送やらで机を賑わしていて、ブログに手をつける余裕がない。んー。それでも「ダンスにおける目の問題」とか「モダンダンスの問題」とか色々ネタを凝らしていた原稿は、二〇世紀のダンスの観客論(モダンダンスから暗黒舞踏まで)といった主題でどうにかまとまってきた。これは面白いです。自画自賛です。自分の中でかなり整理出来ました。とくに、モダンダンスの根本的な部分の問題性とか。

上野千鶴子編『脱アイデンティティ』を読む。