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水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

魚の卵:ウミタナゴ:卵胎生(胎生)。親と同じ形で体外へ産み出されるもの。

2014-10-14 13:57:43 | 魚の卵


 ウミタナゴ。子どもが半分出てきている。




 卵食のネズミザメ胎児?。


 子どもで産む魚はけっこう種類が多いが、
産まれるまでの仕組みにはいくつかあり、
親から栄養をもらう胎生に近いものもいる。

 日本各地の沿岸に分布するウミタナゴは、
交尾後しばらくたって卵が体内で受精し、孵化する。
 孵化した仔魚は、口や鰭から栄養分を摂取し、
酸素は鰭から取り入れながら、親の体内で成長する。

 孵化後、5か月間ほどを体内で過ごした数十尾の稚魚は、
春に5-7cmの大きさになって出産される。

 古代魚として有名なシーラカンスは数百mの海底に生息し、
体長1.6m以上にもなるが、このシーラカンスも卵胎生で、
30cm以上のこども数尾を産む。

 ネズミザメ、アオザメ、ホオジロザメ、オナガザメなどの胎児は
自分の卵黄を吸収し終わると、 ほかの卵を食べて成長する。


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