ENEOSとサントリーホールディングスは12日、バイオマス資源の有効活用を目指した国内未活用の廃食油調達における協業を行うと発表した。
現在、国内で排出される事業系廃食油の多くは、飼料やインク原料にリサイクルされ、一部は利用されずに輸出または廃棄されているが、両社はこの点に着目し、未活用廃食油のバイオマス資源としての有効活用を推進する。
具体的には、ENEOSが既に国内廃食用を安定的に調達するために仕組みを構築している野村事務所、吉川油脂との取り組みに、サントリーグループで外食事業を担うダイナック・井筒まい泉が参画し、将来的にはサントリーの酒類製品の取引先である約8万店の料飲店ネットワークでの未活用廃食油の調達に向けて、協業を進める。料飲店から調達した廃食油は、ENEOSが2026年を目標に和歌山製油所(2023年10月機能停止)で事業化を進める持続可能な航空燃料(SAF)の製造プラント(40万kl/年)で原料として使用する予定。
石油通信社
現在、国内で排出される事業系廃食油の多くは、飼料やインク原料にリサイクルされ、一部は利用されずに輸出または廃棄されているが、両社はこの点に着目し、未活用廃食油のバイオマス資源としての有効活用を推進する。
具体的には、ENEOSが既に国内廃食用を安定的に調達するために仕組みを構築している野村事務所、吉川油脂との取り組みに、サントリーグループで外食事業を担うダイナック・井筒まい泉が参画し、将来的にはサントリーの酒類製品の取引先である約8万店の料飲店ネットワークでの未活用廃食油の調達に向けて、協業を進める。料飲店から調達した廃食油は、ENEOSが2026年を目標に和歌山製油所(2023年10月機能停止)で事業化を進める持続可能な航空燃料(SAF)の製造プラント(40万kl/年)で原料として使用する予定。
石油通信社